マヨネーズを買いに行く時は帰るまで気を抜くな。
歌舞伎町にマヨネーズ専門店が出来たらしい。
そんな噂がちまたに出回れば、当然この男は黙ってはいない。
早速口座からお金を引き落としてきた土方十四郎は、パシリに使っている山崎退を呼びつけた。
「山崎、その店のマヨネーズを買えるだけ買ってこい。ついでに煙草もな」
「へーい」
上司の命令に逆らうという選択肢はない。
山崎はまたか、という思いと共に金を受け取った。
「寄り道したら切腹な」
更に嫌な条件を追加され、山崎のテンションは更に下がっていく。
真選組副長直属の部下。
そう書くと聞こえは良いが、実際やってることは面倒なことばかりである。
とくにマヨネーズと煙草のパシリが多い。
なんでこうなった、と己の不幸を嘆きつつ今日も山崎退はお使いに出掛けるのであった。
そんな噂がちまたに出回れば、当然この男は黙ってはいない。
早速口座からお金を引き落としてきた土方十四郎は、パシリに使っている山崎退を呼びつけた。
「山崎、その店のマヨネーズを買えるだけ買ってこい。ついでに煙草もな」
「へーい」
上司の命令に逆らうという選択肢はない。
山崎はまたか、という思いと共に金を受け取った。
「寄り道したら切腹な」
更に嫌な条件を追加され、山崎のテンションは更に下がっていく。
真選組副長直属の部下。
そう書くと聞こえは良いが、実際やってることは面倒なことばかりである。
とくにマヨネーズと煙草のパシリが多い。
なんでこうなった、と己の不幸を嘆きつつ今日も山崎退はお使いに出掛けるのであった。
作品名:マヨネーズを買いに行く時は帰るまで気を抜くな。 作家名:いっしー