ブギーマンはうたえない 〈序章〉
※以下簡単な人物設定
「サイケ」
コードネーム"Psychedrlic Dreame"
いつ創られたともしれない半永久的稼動型人工生産装置。音を動力とし、街の全生産作業を行う。(作物、電気、地殻変動等)
街内でもその存在は明るみにされていない。
何千年前に、この世界に創り出された。昔はもっとたくさんの"Psychedrlic Dreame"がいたが現在現存する"Psychedrlic Dreame"はサイケ1体のみ。
"Psychedrlic Dreame"は人間のDNAをベースに創造される亜種である。製造方法は不明であり、サイケを調査してもその方法は解き明かされてはいない。
母体は臨也。「人間を愛する」という臨也の特異な感情を受け継いでいるが向かうベクトルは真逆にある。
聴覚以外の器官はほとんど機能していない。
「津軽」
大陸にて製造された人型兵器。ベースは人間で、元々大陸の軍中央の大佐相当の地位にいた平和島静雄を人体改造して生まれたのが津軽。改造前は独断専行、過剰防衛による軍内での暴走が多く、人型兵器計画の被検体に選ばれたのは静雄をもてあましていた上層部の意向によるもの。改造後は平和島静雄としての記憶はほとんどなく、だが管理責任者である新羅から一通りは聞いて把握しているのみに終わる。ほとんど別人。だが弟である幽への愛情は残っている。
普段は舞台俳優の仕事をしている。
上からの命令でサイケ破壊計画の主翼を担う。
「新羅」
津軽を改造した科学者。津軽のメンテナンス兼管理責任者として津軽と行動を共にする。
津軽の舞台俳優としてのマネージャーである。国に妻(セルティ)を残してきている。
※設定は話の都合上変わっていく場合もございます
"ブギーマン"
伝説上、民間伝承における幽霊に類似した怪物。
いかなる形もなく恐怖が実体化した存在といわれる。親などは子供が言うことを聞かない時に「ブギーマンがさらいにくる」と脅し文句に使ったりする。ブギーマン伝説は土地により異なり、様々な容姿と行動がある。
作中に登場するのはイタリアでのブギーマンを参考にしたフィクションです。
〈ブギーマンはうたえない・序章〉
作品名:ブギーマンはうたえない 〈序章〉 作家名:七枝