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先輩後輩逆転パラレルで青帝/
嫌われちゃうから無理強いはしないけど、俺を覚えておいて。

結局腕には圧迫された跡が残されていて、唇には感触が消えないままで、同じことだと思った。自由気儘に、記憶の深く柔らかい処に居座って。
生意気にも物を騙る痛ましい似非者、との評価を下すも毎回受け流される。もっともらしい言い訳にやり込められて、過ぎ去っていくものを未練に思い見つめ続ける。
お互いいい加減に、冷えきった心が冷めた俯瞰で物事を捉えることを終止符を打ってやめたいのに、肝心の打ち方を知らないから。

もう距離が出来る卒業にまで漕ぎ着けてしまったことだしどうにも面倒だから、しめしめと手筈を整えつつ、手っ取り早く甘ったるい例えでもしてみせようか。ねえ、青葉先輩。