短いのまとめ
戦争サンド/
瞼を押し上げ、懐かしさを伴う酸素を愛する感覚を再体験する。
「帝人君、俺は「恨みつらみは何もありませんし、謝罪はいりません。あれは僕が深入りし過ぎた結果です」…ありがとう」
いえこちらこそありがとうございましたというのは少々変かもしれないが、静雄さんはそんな顔しないで下さい。病室で戦争は流石にまずいので。
「本当に、よかった」
空気がしんみりしてきた。あの、葬式ではないのですけども。
「折角、腕利きの情報屋が居るんだし。大丈夫だからさ、帝人くん、どこにも行かないでよね」
「あんまり心配させるな。ここに居ろ」
当然だと返すしかないだろう、だって僕の居場所は此処にしかきっとないのだから。
「…ところでまとめ役がいないけど「何いってんの帝人君/お前がなるだろ?」…そうなのか…」
それすごく大変そうだなやっぱり他人事じゃなくなったか。
瞼を押し上げ、懐かしさを伴う酸素を愛する感覚を再体験する。
「帝人君、俺は「恨みつらみは何もありませんし、謝罪はいりません。あれは僕が深入りし過ぎた結果です」…ありがとう」
いえこちらこそありがとうございましたというのは少々変かもしれないが、静雄さんはそんな顔しないで下さい。病室で戦争は流石にまずいので。
「本当に、よかった」
空気がしんみりしてきた。あの、葬式ではないのですけども。
「折角、腕利きの情報屋が居るんだし。大丈夫だからさ、帝人くん、どこにも行かないでよね」
「あんまり心配させるな。ここに居ろ」
当然だと返すしかないだろう、だって僕の居場所は此処にしかきっとないのだから。
「…ところでまとめ役がいないけど「何いってんの帝人君/お前がなるだろ?」…そうなのか…」
それすごく大変そうだなやっぱり他人事じゃなくなったか。