短いのまとめ
舌足らずな帝人くんと辛抱してた臨也さん/
喋られないじゃなくて、喋らないんだから。愛おしいこから贈られる筈の愛を濃縮した言の葉を聴けないのが非常に残念だ。全くもって気になんて病まないのにねえ。ちょっとした可愛らしい個性くらい。
恋人は一旦案件が思考に引っ掛かりでもすれば、渦を巻いては潜るのが短所であると、独断だが己自身は感じている。
時に安っぽいと非難されるものだって必要であるのに、恥ずかしさにどうしても勝てないようで密かに期待しているもののうっかりもせず口にチャックを忘れない。無理矢理こじ開けても質量のある重々しい睨みを寄越される。
…いつまでも大人しくいると思わないで、俺の恋を軽んじていないで。もう待ちきれないから、報われる時を自ら迎えに行こうか。
それではいざ最短距離のルートを確保して、舌先のサイレントを停止させに。
喋られないじゃなくて、喋らないんだから。愛おしいこから贈られる筈の愛を濃縮した言の葉を聴けないのが非常に残念だ。全くもって気になんて病まないのにねえ。ちょっとした可愛らしい個性くらい。
恋人は一旦案件が思考に引っ掛かりでもすれば、渦を巻いては潜るのが短所であると、独断だが己自身は感じている。
時に安っぽいと非難されるものだって必要であるのに、恥ずかしさにどうしても勝てないようで密かに期待しているもののうっかりもせず口にチャックを忘れない。無理矢理こじ開けても質量のある重々しい睨みを寄越される。
…いつまでも大人しくいると思わないで、俺の恋を軽んじていないで。もう待ちきれないから、報われる時を自ら迎えに行こうか。
それではいざ最短距離のルートを確保して、舌先のサイレントを停止させに。