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ぼくのおとなりさん

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ぼくが東京に引越してきたのは、ぼくが小学5年生の時のことでした。それまでは福岡に住んでいたのだけど、お父さんの仕事の都合で東京に引っ越さなければならなくなったのです。
ぼくは人見知りをする方で、それに、なんだか東京の言葉づかいもあまり慣れなかったので、新しい学校でもなかなか親しい友達を作る事が出来ませんでした。
そんな時、ぼくを地域のサッカークラブに誘ってくれたのが"円堂さん"でした。円堂さんはぼくが引越してきたマンションのお隣さんで、サッカークラブでコーチをしている大学生のお兄さんです。同い年のお友達一緒に暮らしています。円堂さんはとてもサッカーが上手で、サッカークラブでコーチをしているだけでなくプロを目指しているほどの腕前です。
円堂さんと一緒に暮らしているお友達は風丸さんと言います。ぼくは先生と呼んでいます。先生は家庭教師のアルバイトをしていて、お母さんが、ぼくの成績がどうしようもなかった時に先生に家庭教師を頼んだのがきっかけで先生と呼ぶ事になりました。今は家庭教師に来てはいませんが、ずっと先生と呼んでいたので、それが定着してしまいました。
 円堂さんと先生はとっても仲良しで、いつも一緒に居ます。もちろんアルバイトの時などは別々に行動していますが、普段お買い物に行く時なんかは必ず二人で出かけています。
二人ともとても優しくて、ぼくは二人が大好きでした。円堂さんはサッカーの時はとても厳しいのですが、おうちで遊ぶ時はいつも元気で明るくて、とっても楽しい人です。なにより、サッカーをしている時の円堂さんはすっごくかっこいいです。ぼくも円堂さんみたいになりたいと思っています。先生は、勉強の時はとっても厳しくて、円堂さんよりずっと怖いのですが、普段はすごく優しくてぼくの分のごはんも作ってくれたりします。それと、男の人にこんな事を言うのも変だけれど、先生はとても綺麗な人でぼくのお母さんより美人だと思います。ぼくは二人と遊ぶのがとても大好きで、よく遊びに行ってました。お母さんはお兄さん達に迷惑だから行っちゃだめって言うけど、行くと二人ともいつも笑顔で迎えてくれるので、ついつい行ってしまいました。
 そんなある日の事でした。
ぼくは中学生になっていました。それでも、前と同じようにお隣に遊びに行っていました。
その日、ぼくはお隣に行くつもりはなかったのですが、お母さんが出かける日で、自分で鍵を開けなければならない日でした。でも、鍵がない事に気づきました。慌てて探したのですが、探しているうちに前の日にお隣に鍵を置いて帰ってしまった事に気づきました。そして特に何も気にせず、取りに行かせてもらおうとお隣に行きました。あわよくば二人が暇なら一緒に遊んでもらおうとも考えていました。
お隣の部屋の玄関前まで行って、インターホンを押そうとしたのですが、ふと見たらドアが少しだけ開いていました。その日は夏で蒸し暑い日だったので、風が通るようにしていたのだと思います。
なんとなく、興味があって、インターホンを鳴らさずに覗いてみました。そうしたら、ぼくはとてもいけないものを見てしまいました。
二人は、玄関の奥の部屋で、とてもいかがわしい事をしていたのです。
作品名:ぼくのおとなりさん 作家名:アンクウ