【DRRR】本音【臨帝】
折原臨也side
「僕に飽きて、失望したくないから、毎日そんなことを言うためにここまで来てるんですか?」
ちょ、何それ。自身過剰にも程があるんじゃないの。
っていうか、その笑顔何!?そこって笑顔で合ってるの?それ何か怖いよ?
いつものちょっとはにかんだ困った顔で「い、臨也さん!」って怒ってよ。
そのときの赤くなるおデコが可愛いんだからさ。
「臨也さん。残念ですが僕は、だんだん貴方に飽きてきましたよ。貴方の望む僕を用意するのに疲れてきました。最初は楽しかったんですが、最近、僕の周りの人間も巻き込み始めましたし、いい加減に止めてもらえませんか?飽きて欲しいのはこちらです」
え、え、何それ。
何なのその急展開。さっきまでそんな雰囲気じゃなかったよね。
だいたい俺は君に毎日毎日、手を変え品を変え、いろんな非日常を提供し続けてあげてるんだよ?感謝されこそすれ、君にそんなふうに罵倒される筋合い何て毛頭ないよ!禿げちゃうよ!
今日だって、まず朝からなぜか君の大切なボールペンが一本なくなっていて、学校にあるだろうと君が予想して通学すれば、なぜかそのボールペンが校庭で朝練中の野球部のバッ…(略)
…とまぁ、俺はそこまでの準備をするまでに夜中の3時から行動を開始していてさ。
だからその、問題児を目の前にした保父さんみたいな表情やめてよ!
まるで俺がガキみたいじゃない。
あ、…でも、保父さんの帝人くんもいいな。うん、可愛くオルガン弾いたりとか、一緒にお昼寝しちゃったりとか、うん、それはそれで見たくなってきたwww
「もう、貴方の面倒をみるの、正直諦めてきちゃいまして」
え、ちょっと待って、保父さんが諦めたら駄目でしょ!!それって育児放棄だよ!
ちゃんと俺の方見てよ、帝人くん!
っていうか、別に俺の面倒を帝人くんが見てるんじゃないし!
むしろ逆じゃないの。
君が非日常的な世界を見たいって望むから、この素敵で無敵な情報屋さんが、日常にすぐ帰って来られる範囲での非日常にエスコートしてあげてるんじゃないか。そうだろう?
「……はは、ははは。何言ってんの帝人くん。それ、君が言うのおかしいでしょ。俺の台詞じゃない?」
「だったら言って下さいよ。”もう飽きた。君のところへはもう来ない”って。そしてもう僕の周りをくだらない騒動に巻き込んでいくの、止めてください」
ちょwwwまwww
え、何この子、急に。キレたの?怖いよ、最近の子供すぐに意味不明なところでキレるんだから。
あ、もしかしてカルシウム?カルシウム足りてない?
むしろご飯ちゃんと食べてないんでしょ。昨日も冷凍うどんに卵とほうれん草入れただけの晩御飯だったし、栄養が偏ってるんだよね?
「臨也さん」
ああ、もう。頭ん中の整理が出来ない!
帝人くんが俺の名前呼んだ!やっほい!!
「もう今日は遅いです。僕は帰りますが、ついてこないで下さいね」
「え、ちょっと、何それ、随分な言い逃げじゃない」
「おやすみなさい」
ざっくりと、それはもうすっぱりと、縁を切る勢いで言い捨てられ、俺は帝人くんの背中を見送った。
え、何?
俺?
俺が悪いの?意味わかんないんだけど。
「僕に飽きて、失望したくないから、毎日そんなことを言うためにここまで来てるんですか?」
ちょ、何それ。自身過剰にも程があるんじゃないの。
っていうか、その笑顔何!?そこって笑顔で合ってるの?それ何か怖いよ?
いつものちょっとはにかんだ困った顔で「い、臨也さん!」って怒ってよ。
そのときの赤くなるおデコが可愛いんだからさ。
「臨也さん。残念ですが僕は、だんだん貴方に飽きてきましたよ。貴方の望む僕を用意するのに疲れてきました。最初は楽しかったんですが、最近、僕の周りの人間も巻き込み始めましたし、いい加減に止めてもらえませんか?飽きて欲しいのはこちらです」
え、え、何それ。
何なのその急展開。さっきまでそんな雰囲気じゃなかったよね。
だいたい俺は君に毎日毎日、手を変え品を変え、いろんな非日常を提供し続けてあげてるんだよ?感謝されこそすれ、君にそんなふうに罵倒される筋合い何て毛頭ないよ!禿げちゃうよ!
今日だって、まず朝からなぜか君の大切なボールペンが一本なくなっていて、学校にあるだろうと君が予想して通学すれば、なぜかそのボールペンが校庭で朝練中の野球部のバッ…(略)
…とまぁ、俺はそこまでの準備をするまでに夜中の3時から行動を開始していてさ。
だからその、問題児を目の前にした保父さんみたいな表情やめてよ!
まるで俺がガキみたいじゃない。
あ、…でも、保父さんの帝人くんもいいな。うん、可愛くオルガン弾いたりとか、一緒にお昼寝しちゃったりとか、うん、それはそれで見たくなってきたwww
「もう、貴方の面倒をみるの、正直諦めてきちゃいまして」
え、ちょっと待って、保父さんが諦めたら駄目でしょ!!それって育児放棄だよ!
ちゃんと俺の方見てよ、帝人くん!
っていうか、別に俺の面倒を帝人くんが見てるんじゃないし!
むしろ逆じゃないの。
君が非日常的な世界を見たいって望むから、この素敵で無敵な情報屋さんが、日常にすぐ帰って来られる範囲での非日常にエスコートしてあげてるんじゃないか。そうだろう?
「……はは、ははは。何言ってんの帝人くん。それ、君が言うのおかしいでしょ。俺の台詞じゃない?」
「だったら言って下さいよ。”もう飽きた。君のところへはもう来ない”って。そしてもう僕の周りをくだらない騒動に巻き込んでいくの、止めてください」
ちょwwwまwww
え、何この子、急に。キレたの?怖いよ、最近の子供すぐに意味不明なところでキレるんだから。
あ、もしかしてカルシウム?カルシウム足りてない?
むしろご飯ちゃんと食べてないんでしょ。昨日も冷凍うどんに卵とほうれん草入れただけの晩御飯だったし、栄養が偏ってるんだよね?
「臨也さん」
ああ、もう。頭ん中の整理が出来ない!
帝人くんが俺の名前呼んだ!やっほい!!
「もう今日は遅いです。僕は帰りますが、ついてこないで下さいね」
「え、ちょっと、何それ、随分な言い逃げじゃない」
「おやすみなさい」
ざっくりと、それはもうすっぱりと、縁を切る勢いで言い捨てられ、俺は帝人くんの背中を見送った。
え、何?
俺?
俺が悪いの?意味わかんないんだけど。
作品名:【DRRR】本音【臨帝】 作家名:cou@ついった