Hiwaily*2 番外編【smiley*2の場合 後編】
前略 ふぁねるさんと少し雑談しました。
彼は若いけれど、しっかりしている……俺って。
「やぁ、直人君」
「こんにちは。……えっと、ASKさんですよね」
「そうそう。よろしくね」
ふぁねると入れ替わりにASKが厨房に入ってきた。
直人はチョコレートを湯煎に掛けながら顔を横に向ける。
……いきなりASKの顔のアップが横にあり、直人は反射的にびびった。
「うにゃ!なんですか!!」
「いやぁ、甘い匂いがするなーって」
「チョコ湯煎してるんですから、当たり前ですよ」
「いやいや、そうじゃなくて、普通に肌から甘い匂いがする」
すんすんと鼻を鳴らすASKをみつめ、直人も袖やシャツの匂いを嗅ぐ。
「あー、多分昨日バニラエッセンスぶちまけたから……まだ匂い残ってるのか。
一生懸命洗ったのに」
「直人君って、お菓子以外に何作れるの?」
「え、普通に色んな物作れますけど」
「ふぅん、俺自炊とかあまりしないからさー、直人君が来てくれたらうれしいな」
「……どこに?」
「関西smiley*2に」
ASKはいつもお嬢さんに語りかけるような笑みで、直人に笑いかける。
直人は更に一歩下がるが、チョコレートをかき混ぜる手は止めない。
「いや、俺一応Hiwaily*2の料理人何で」
「残念だなー、げろりんの話で凄い楽しみなんだよね。直人君のご飯」
「今日の昼や夕はここで作ると思うんで食べれますよ」
「本当!楽しみにしてるよ」
直人、ASKに勧誘(未遂)を受ける。の巻。
作品名:Hiwaily*2 番外編【smiley*2の場合 後編】 作家名:響嵐



