【腐dr】夢を見たいと願ったから②
「夢?眠れば普通見るだろ」
「眠りには種類があって、夢を見るものとそうでないものがあるんだよ。これは夢を見やすくするんだ。良い夢をね。それに、例えばもし何かあっても夢見心地で夢だと思い込みやすくなる」
「・・・・」
「キスの一つもしておいで。少しでも発散できればそんなに危険な思考に陥らないかもしれないし。レイプするよりマシだろう?」
流石にセルティの友達をレイプの被害者にはしたくないし、幼なじみをレイプ犯にもしたくはないからね。
救いのように、貶めようとする悪魔の囁きのように、新羅の言葉を怖いと思ったのは初めてだった。
作品名:【腐dr】夢を見たいと願ったから② 作家名:みぃな