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ありえねぇ !! 4話目 前編

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「そんな娘なら、男とさっさと別れて逃げ帰って来ているんじゃねーの? その子の親は? 確認取ったか?」
「それが、五年前の切り裂き魔事件で、両親が殺されている可哀想な子なんで、一人暮らしっす」
「あー……、でも親戚か誰かしら面倒見てる後見人はいるだろ。年齢から言って」

確かに五年前なら11歳なのだ。
社会にそんな年齢の子を一人で出すぐらいなら、世間はとっくの昔にその子を施設に入れている筈。
でも、静雄は其処まで女と付き合いがない。
紀田あたりなら判るかも知れないが、連絡先も知らない。

「ちっ、しょうがねぇ。ちょっくら社長から情報聞いてくる。静雄、お前達はここで待ってろ」

うちの会社はヤクザ系列ではない。
けれどレンタル店でアダルトのDVDを多々取り扱っている。
粟楠会関連の会社が撮影したAVも仕入れてる筈だし、彼らのシマでテレクラを経営している以上、それなりに金の絡んだ付き合いがある筈だ。


トムが休憩室から急ぎ足で出て行って数秒後、真っ赤な顔した竜ヶ峰が、開いた窓からぴょこっと顔を覗かせた。

《はあはあ、酷いです………、二人ともぉぉぉぉぉ……》

だが恨み言はここまでだった。
次に目をキラッキラさせ、文字通り弾むように、ぴょこぴょこと床を跳ねてきて、勢い良く静雄の腕の中にぽすんと納まる。

《ねぇ静雄さん、何か進展ありました? トムさんと何の話をしてたんですか? 私にも教えて……、あだだだだだ!!》
「てめぇはまず、その好奇心をどうにかしろや」


両手でグーをつくり、ぐりぐりとこめかみを攻める。


「大体、俺がぶん投げたポスト見たさに飛び出して、ダンプに轢かれたマヌケは誰だ?」
《それって私ですか!?》
「他に誰がいる? ああっ?」
《私、そんなに頭弱い子だったんですか!?》
「俺が知るか!!」
《みぎゃああああああああ!!》