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休日は。

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今日はサスケが部屋に来て、一緒に寝たいと言ったので今は二人一緒に蒲団の中だった。
枕まで持参してくるサスケは可愛いったらありゃしない。俺はすぐさま頷いて蒲団を捲ってやったら、喜んで蒲団の中に潜り込んできた。
俺は中断していた読んでいた書物を読み出した。
「・・・にいさま、ゆうやけきれいだったね」
「気にいったか?」
「うん。またつれていってね」
サスケは甘えるように擦り寄ってくる。
「ああ」
「じゃ、ゆびきり!」
小さい小指を差し出したので、自分の小指を絡めると嬉しそうに歌いだした。
「ゆびきり、げんまん。うそついたら・・・・ん~」
「針千本だろ?」
「ちがうよ。ハリなんていたいだけでしょ・・・あっそうだ! うそついたら、しばらくくちきかない~ゆびきった!」
「な!?」
「えへへ、おやすみ」
「サスケ。それは・・・・」
きょとんとしていたサスケはニッコリと笑った。
「これね、よくははさまがとうさまにやるんだよ」
「・・・・・」

(父上・・・・あなたという人は・・・・母上との約束事ぐらいちゃんと守って下さいよ)

俺はサスケの言葉を聞き、深く溜息を吐いた。
「どうしたの?」
「ああ、なんでもないよ。おやすみサスケ」
軟らかいサスケの髪を撫でてやった。そうすると、嬉しそうで気持ちよさそうに顔を綻ばせゆっくりと眠りに落ちていった。


サスケの寝顔は天使の寝顔だ。
ああ、また任務か・・・・
おやすみ、可愛いサスケ。


俺はサスケの子供ながらの体温を感じつつ、眠りについた。



作品名:休日は。 作家名:雨水旭