連5な日々
「あんだとゴルぁ!!」
「うわぁやめてよ、お兄さん、怖い人嫌いぃ~」
連5な日々 「お前の髭(眉毛)抜いてやる!!」
いつもの連合会議。
メンバーはアルフレッド・アーサー・フランシス・イヴァン・耀のはずだが…。
「また、やってるあるか!! ホント欧州の奴らはこりねぇあるね…」
遅れてきたくせに大きな口を聞く耀。
「おはよ、耀くん♪」
「あぁ、イヴァン。你好…」
「どしたの? 元気ないみたいだけど……」
「ちょっと寝不足あるね、あへんのせいで」
ビクっと肩を震わせるアーサー。
それを見てニヤリと笑うと耀は目の前にいるアルフレッドに話しかけた。
「…で、今回の喧嘩の原因は?」
「大体いつもと変わんないんだぞ…
アーサーがオレの意見に反対して、フランシスがオレとアーサーの意見に反対って」
「同じようなことで何度もやれるもんある…」
はぁ…とため息をつくと耀はカバンの中からブラシを取り出し髪をとき始めた。
「だぁぁぁ!!! もう!! 突っかかってくんなクソ髭!!!」
「突っかかって来てんのはお前だろ! この眉毛!!!」
お互いのトレードマークを貶しあう二人。
「二人とも! もうやめてくれよ!!
会議できないじゃないか!!」
「…喧嘩してなくても会議になんないけどね」
「うっせぇ邪魔すんな! 馬鹿アル!!」
「その言葉使いすげぇ汚い~ お兄さんならもっと美しく貶せるけど~♪」
どっちも変わんねぇある…と思いながら耀はカバンを整理する。
「っ!」
ふいに電撃のような痛みが指先に走った。
見ると血が出ている。
「刃物…?」
そんなもの入れた覚えはない…。
思い当たるものは…カミソリ?
「なんで…カミソリなんかが…」
昨日の夜…使ったと言えば使ったが…
「あんの眉毛…片付けとけって言ったのに……!」
しかも二本ある。
洗ってあるので問題はないはずだが……。
「耀くん、カミソリとか出してどうしたの??」
「Wow!! 耀! ナイスなもの持ってるじゃないか!」
「? アルフレッド、何に使うつもりある?」
「ほら…あそこ!!」
アルフレッドが指さした先にはあの二人…。
「で?」
二人の喧嘩の内容を右から左に聞き流していた耀にはさっぱりわからない。
「あー! なるほど! 面白いね!! それ!」
イヴァンはわかったようだ。
「???」
「あったま来た!! 今日こそてめぇの髭抜いてやる!!」
「それはこっちのセリフだっ! お前の眉毛、剃っちゃうから!!」
「そういうことあるか……」
心の中で「悪趣味なメガネある、コイツ」と思う自分と
「すげぇ面白そうある…昨日の屈辱、ここで晴らすね!」と思う自分がいた。
「おぉーい二人とも!! 耀がいいもの持ってたよ!」
半分無理やり奪取したカミソリを二人に見せるアルフレッド。
それを見たアーサーは赤面したが、フランシスは
「アルフレッドっ!! それよこせ! 二つとも!!」
「あぁ!!! そんなの認めねぇ! アル! オレにもよこせ!」
「うわぁやめてよ、お兄さん、怖い人嫌いぃ~」
連5な日々 「お前の髭(眉毛)抜いてやる!!」
いつもの連合会議。
メンバーはアルフレッド・アーサー・フランシス・イヴァン・耀のはずだが…。
「また、やってるあるか!! ホント欧州の奴らはこりねぇあるね…」
遅れてきたくせに大きな口を聞く耀。
「おはよ、耀くん♪」
「あぁ、イヴァン。你好…」
「どしたの? 元気ないみたいだけど……」
「ちょっと寝不足あるね、あへんのせいで」
ビクっと肩を震わせるアーサー。
それを見てニヤリと笑うと耀は目の前にいるアルフレッドに話しかけた。
「…で、今回の喧嘩の原因は?」
「大体いつもと変わんないんだぞ…
アーサーがオレの意見に反対して、フランシスがオレとアーサーの意見に反対って」
「同じようなことで何度もやれるもんある…」
はぁ…とため息をつくと耀はカバンの中からブラシを取り出し髪をとき始めた。
「だぁぁぁ!!! もう!! 突っかかってくんなクソ髭!!!」
「突っかかって来てんのはお前だろ! この眉毛!!!」
お互いのトレードマークを貶しあう二人。
「二人とも! もうやめてくれよ!!
会議できないじゃないか!!」
「…喧嘩してなくても会議になんないけどね」
「うっせぇ邪魔すんな! 馬鹿アル!!」
「その言葉使いすげぇ汚い~ お兄さんならもっと美しく貶せるけど~♪」
どっちも変わんねぇある…と思いながら耀はカバンを整理する。
「っ!」
ふいに電撃のような痛みが指先に走った。
見ると血が出ている。
「刃物…?」
そんなもの入れた覚えはない…。
思い当たるものは…カミソリ?
「なんで…カミソリなんかが…」
昨日の夜…使ったと言えば使ったが…
「あんの眉毛…片付けとけって言ったのに……!」
しかも二本ある。
洗ってあるので問題はないはずだが……。
「耀くん、カミソリとか出してどうしたの??」
「Wow!! 耀! ナイスなもの持ってるじゃないか!」
「? アルフレッド、何に使うつもりある?」
「ほら…あそこ!!」
アルフレッドが指さした先にはあの二人…。
「で?」
二人の喧嘩の内容を右から左に聞き流していた耀にはさっぱりわからない。
「あー! なるほど! 面白いね!! それ!」
イヴァンはわかったようだ。
「???」
「あったま来た!! 今日こそてめぇの髭抜いてやる!!」
「それはこっちのセリフだっ! お前の眉毛、剃っちゃうから!!」
「そういうことあるか……」
心の中で「悪趣味なメガネある、コイツ」と思う自分と
「すげぇ面白そうある…昨日の屈辱、ここで晴らすね!」と思う自分がいた。
「おぉーい二人とも!! 耀がいいもの持ってたよ!」
半分無理やり奪取したカミソリを二人に見せるアルフレッド。
それを見たアーサーは赤面したが、フランシスは
「アルフレッドっ!! それよこせ! 二つとも!!」
「あぁ!!! そんなの認めねぇ! アル! オレにもよこせ!」