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あなたとわたしが乗れない電車①

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 気がついたら、育っていた、というのが正しい。それでも折原臨也はひとの親で、その子供が保育園に上がる前から今日までのあいだ、ずっとずっと一緒に生活してきたのだ。
 そうして今日も、玄関が開いて、ただいまと声がかかる。
 そうして折原臨也はおかえりと返す。
 その時間まで、と考えて、折原臨也はとろとろとまどろんだ。