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それは、遠い遠い　過去の記憶

「アレクセイ様」
「何だ、シュヴァーン」

まだ、あの方が、俺が呼びかけると振り返ってくれた頃

「今、幸せですか？」







まだ、　　　　　　　　貴方の隣を歩けた頃の日常








「何だ急に…何に影響をされた？」
「別になんとなくですよ」
「ではシュヴァーンはどうなんだ？」
「…私、ですか？」


まだ、これから先の未来に希望を抱き続けていた頃


「ああ、シュヴァーンはどうなんだ。」
「俺は、貴方に仕えることが出来て、幸せです…」


まだ、幸せは遠くにあると信じていた頃




そして、そんな幸せに向かって、貴方と歩いていた頃の思い出。













「お前が今、幸せだと思うなら、私もお前と同じだと答えておこうか」






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し　あ　わ　せ　？