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覚醒帝人で学パロ

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色々あり、青葉の手にボールペンを刺した。
のだが、ブルースクエアの面々は帝人のことをリーダーとしたい、青葉も帝人に付きまと
っている。
臨也にも付きまとわれているのに、と帝人はウンザリした顔をした。
まさか、ボールペン刺されて喜ぶなど誰が予想できようものか。
帝人の受難は始まったばかりだった。


「正臣、お願いがあるんだ。」
門田と新羅と杏里と正臣と帝人と青葉と静雄と臨也でワイワイ昼食を学校の屋上で
とっている時だった。
「何でも言ってくれ!」
と正臣が帝人に詰め寄ると帝人はとても疲れた顔をして
「ウザヤとM葉を消してくれない?あと静雄さんも。」
そう悲壮感あふれる声でそう言った。
「え、なに酷い!」と臨也。「帝人先輩に殺されるなら本望、でも黄猿に殺されるのは嫌              だな。」と青葉。
「喜んでやるけど!」と嬉しそうな正臣。「私も手伝います!」と嬉しそうな杏里。
「帝人!?お前らしくない!どうしたんだ!俺、何かしたか」と静雄。
「話なら聞いてやるから、落ち着け。」と門田。笑いまくる新羅。
帝人は笑顔だけど濁った目で言った。
「僕、もう疲れました。」
その台詞から話は始まった。
要約すると、こうだ。
 臨也がストーカーしている。それは前からなのだが、家に不法侵入。あまつさえ、歯
 ブラシや下着を盗んでいく。それを知った青葉も帝人をストーカー。臨也と以下同文。
 本気で殺そうか、警察に通報しようかと思っていたのだが、同じ学校だし、男が男に
 ストーカーされているなんて情けないので自分で対処していたのだが・・・。
「今日、朝起きたら僕の家の中で臨也さんと青葉君が僕のパン・・下着をかぶって喧嘩し
 てたんですよ。鼻血たらしながら。そこに静雄さんが来て、アパート崩壊。引越し費用
 も馬鹿にならないのに・・・・。下着だって買わなくちゃいけないし・・・。」
話し終えた時、帝人は半分涙目になっていた。
門田は帝人の頭をポンポンと撫でる。
「それで、登校してきたのが昼休みにだったんだ。」
新羅が納得したように頷いた。
その横では静雄が帝人に土下座し、正臣が青葉を殴りまくり、杏里が臨也を日本刀で殴りまくっている(斬ってはいない)。
「僕は何かとてつもなく悪いことをしたんでしょうか?」
帝人が遠い目でそう言うと門田が
「いや・・・、しいて言うならこの学校に転入したことかな・・・。」
そう帝人を慰めた。
「静雄さん、土下座しても許しません。今日中に東京一週走ってきたら許します。」
帝人はキッと静雄を睨んでそう言った。
静雄は「分かった!」そう言って走って屋上を出て行った。
「正臣、杏里ちゃん、本当に殺したらもみ消すの面倒だから半殺しで。」
「おう!」「承知しました。」
そこまで返事を聞くと帝人はやっと昼ごはんに手をつけた。

「帝人、これやるよ。」
門田はそう帝人にから揚げをあげた。
帝人はそれをもらって、やっと笑った。
「ゲフッ!マジで死ぬ!」という臨也の声や「ちょっ、かかと落としは死ぬっ!」という
青葉の声に新羅は一言「大丈夫、ここに救急箱あるから。」と言った。


翌日、臨也と青葉が入院し静雄も崖からおちて入院したとHR中に先生が知らせた。
「何か知ってるものは教えてくれ」と教師は言い残しHRは終わった。
誰もが帝人の顔を思い浮かべたが、言わなかったという。
「「「「「竜ヶ峰を敵に回すな!」」」」」
それが今では暗黙のルールなのだ。
もちろん門田も新羅も馬鹿じゃない。
なので、それは知らず知らずのうちに幕を閉じた。

ちなみに、誰もお見舞いにはいかなかったという。


「酷いよ、帝人君」「帝人先輩って放置プレイが好きなのかな?」「黙れ!」
作品名:覚醒帝人で学パロ 作家名:まぁ秘密