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覚醒帝人で学パロ

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それは教室内で起こった。
「イーーザーーヤーー!死ね、死ね、死ねぇえ!」
「やだよ、馬鹿じゃないの?」
そう戦争がはじまったのだ。
門田に言われて帝人達も廊下に避難した。
「教師の逃げ足も速いねー。」
帝人がそう笑うと新羅が
「君たちの適応力も凄いと思うよ?」
そう笑った。
「帝人君、もう少し安全な場所に避難したほうがいいんじゃないですか?」
杏里がそう言うと門田が
「たいていの奴らはそうするな。基本的には廊下で待機っていう校則もできてるけど
 な。」
そう苦笑いした。
「でも、激しくなってきたしそろそろ避難したほうがいいんじゃない?」
新羅がしゃがんだ状態でそう肩をまわして言った。
「だな」
門田は警戒しながら立ち上がりそう言った。
帝人達も立ち上がったときだった。
ガシャーンという音と共にガラスが割れた。
「っ」
破片で帝人が軽く頬を切った。
「帝人!大丈夫か!?」「帝人君!?」
2人がそう帝人に詰め寄ると帝人は笑ったまま
「大丈夫だって、2人とも怪我なくてよかった。」
そう言った。
「帝人、ほんとに大丈夫か?」
門田がそう言うと帝人は大丈夫というふうに笑った。
「後で消毒しておかなくちゃねって、君たち何処いくの!?」
新羅が帝人の傷をみてそう言ったとき二人が教室のほうへ入って行こうとしてた。
「帝人に怪我させるなんて、ぶっ殺す!」「死の裁きを。」
正臣はメラメラと怒り、杏里は静かに殺気をはなった。
「あ、だから大丈夫だって・・・。」
帝人が止めようとしたが二人は聞く耳もたない。
杏里は日本刀をだし、正臣は拳を握り締めた。
「帝人・・・なんで日本刀・・・つうかあいつら死ぬんじゃ・・。」
門田が急な展開におろおろしていると帝人は
「あぁー・・・もういいんじゃない。ほっとこう。」
そう笑った。

「あ?誰だてめぇ!」「4日前に転入してきた者です。あなたがたの喧嘩のせいで帝人君
           が怪我をしたので死の制裁をしにきました。」
と静雄と杏里がにらみ合い。
「邪魔するなんて何のつもり?」「帝人に怪我させた奴に言う言葉は死ね以外にねぇ!」
と臨也と正臣がにらみ合い。
同時に喧嘩・・いや戦争開始!

ドガッ キーン! ガッシャーン! ドンガラゴッキュ!
という破壊音が響いている。
「あの2人と互角にやりあうなんて何者?ていうかあの刀はどこから?」
新羅が廊下からその光景を見つつ興味津々に帝人に聞いた。
「細かいことは気にしない。絆創膏ありがとう。」
帝人はそう新羅に返して門田にお礼を言った。
「どおりで転入当初も落ち着いてたわけだ。」
門田が戦争の光景をみつつ呟いた。

「俺の帝人に怪我させるなんて、ぶっ殺す!」「帝人君は私のものです!」
などと言う二人の声が聞こえた瞬間、帝人のまわりが一気に冷えた。

「モテモテだねって、顔は笑ってるけど目が怖いよ!」
そう新羅がいうと帝人は胸ポケットからボールペンをとりだしカチリと芯をだして
投げた。
ボールペンは見事に杏里と静雄・正臣と臨也の間をすりぬけて壁に突き刺さった。
ボールペンの回り半径30センチが凹んでいる。
((あれが、人間に当たっていたらと思うと・・・。))
新羅と門田が身震いした。
臨也と静雄は呆然とボールペンと帝人を交互にみて、杏里と正臣は固まったままだ。
「ねぇ、正臣、杏里ちゃん。誰が誰のものだって?よく聞こえなかったからもう一度
 言ってほしいな?でないと次は脳天に当てるよ?」
帝人が二本目のボールペンを取出しカチリと鳴らすと正臣と杏里は顔を真っ青にして
「「ごめんなさい!」」
と謝った。
「それと、そこの2人。」
帝人に声をかけられて静雄と臨也は帝人を凝視した。
「喧嘩は外でやれ、迷惑だ。」


それ以来、臨也は「帝人君ラブ!」と叫ぶようになり静雄は帝人に懐k・・帝人と仲良く
なり一緒に過ごすようになった。もちろん、門田とも新羅とも三人は仲良し?なのだが。


作品名:覚醒帝人で学パロ 作家名:まぁ秘密