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今日は帝人くんを押し倒したら、急所を蹴られた。

家に誘うからてっきりそういうコトだと思ったら、違ったらしい。
紛らわしいことこの上無いけど、帝人くんだから許してあげるよ。

しかも涙声で「こ、こんな嫌がらせ酷すぎますっ。」と、言われた。
その姿がまた酷く儚げでムラッとしたけど、その言葉は訂正しなければならない。
俺が嫌がらせじゃないよ、帝人くんが好きだから、というと、とても驚いた顔をしていた。

・・・まさか俺の気持ちに気づいてなかったわけじゃないよね、…まさか！
こんっなに愛情たっぷりに接してたんだから、気が付かないはずが無い。

確かに今日の俺は急ぎ過ぎた。
だけど、先手を打ったのは帝人くんの方だ。

待っててね、









今まで以上に愛してあげるから。