Black・Star
Black・Star
「おーい!お前らー!さっさと仕事しろー!」
今日も青い空のもとある船から大勢の声が聞こえる。
そんな大勢な人たちの声も気にせず、俺は部屋で宝石や金、地図などを見つめていた。
すると、そこにバンバンを戸を叩く音が聞こえた。
何か起こったのだろうか。
返事をすると1人の船員が入ってきた。
「なんだ。」
「船長、またアイツが…」
“アイツ”、それはこの前、俺の船にちょっかい出してきて帰り打ちにさせた船の、スペインの事だ。
そうは言っても俺は一度も顔を見た事がない。興味がない。帰り打ちにした時も俺以外の船員で考え、行動し勝手に捕虜にさせた。
「お前らで、なんとかしろよ。バカ」
「ですが、俺達じゃもう聞かないんですよっ…」
「じゃあ、手首でも切り落として…」
「そう言ったんですが、『切り落としたら俺、もっと仕事出来へんで?』なんて言ってるんすよ」
その話しを聞くと、どうやらすっごく肝のすわった奴だと思い知る。
しょうがない…と言って立ち上がり、スペインのいる場所へと向かった。
「おーい!お前らー!さっさと仕事しろー!」
今日も青い空のもとある船から大勢の声が聞こえる。
そんな大勢な人たちの声も気にせず、俺は部屋で宝石や金、地図などを見つめていた。
すると、そこにバンバンを戸を叩く音が聞こえた。
何か起こったのだろうか。
返事をすると1人の船員が入ってきた。
「なんだ。」
「船長、またアイツが…」
“アイツ”、それはこの前、俺の船にちょっかい出してきて帰り打ちにさせた船の、スペインの事だ。
そうは言っても俺は一度も顔を見た事がない。興味がない。帰り打ちにした時も俺以外の船員で考え、行動し勝手に捕虜にさせた。
「お前らで、なんとかしろよ。バカ」
「ですが、俺達じゃもう聞かないんですよっ…」
「じゃあ、手首でも切り落として…」
「そう言ったんですが、『切り落としたら俺、もっと仕事出来へんで?』なんて言ってるんすよ」
その話しを聞くと、どうやらすっごく肝のすわった奴だと思い知る。
しょうがない…と言って立ち上がり、スペインのいる場所へと向かった。
作品名:Black・Star 作家名:いろはた応援団長