二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

生徒会の一存パロ 2

INDEX|4ページ/4ページ|

前のページ
 

帝人「『今回は正臣の活躍があまりなくて、寂しかったです。もっと俺の嫁に出番を!次回は、≪ころまさ≫のスペシャルを是非!』」
正臣「お前ホントに俺のファンか!?」
帝人「安心して、正臣の旦那さん。≪ころまさ≫はどんどんプッシュしていくつもりだから!また聴いてね!」
正臣「ラジオに殺される……」
新羅「新しいホラー映画のキャッチコピーみたいだね」
帝人「次はラジオネーム『伝説のDJ』さんから」
静雄「お前がラジオやれよ」
帝人「『こんなラジオ……聴いたことねえ!クールだぜ…お前ら』」
臨也「どこにクールな要素があったのか、俺にはわからないよ」
帝人「お次、ラジオネーム『唯一神』さんから」
正臣「お前、三年後ぐらいにそのラジオネーム思い出したら赤面するぞ」
帝人「『僕に言わせれば、このラジオ、まだまだ脇が甘いね。全然分かってない。ラジオっていうのはそもそも……』と、この後延々と『ラジオのなんたるか』が、すっごく上から語られているよ」
新羅「……この文章も、三年後ぐらいに自分で読むと、いい感じに赤面できそうだね」
帝人「で、最終的にこの人の中で最高のラジオ番組は『ラヂオの○間』らしいよ」
正臣「映画じゃん!ラジオ番組じゃないじゃん!確かにアレは面白いけど、コイツにラジオ番組を語られたくはない!」
帝人「次で最後。ラジオネーム『十六巻で登場する新たな恋敵』さんから」
帝人以外『誰ーーーーーーー!?」
帝人「『このラジオ、ゲストとか呼ばないの?有名人とか呼んでくれたら、もうちょっと興味持てるんだけどなー』とのことで」
正臣「そんな内容より、俺はコイツが誰なのかが気になって仕方ないんだが!」
帝人「『追伸 帝人くん、愛してる♪ ちゅ♪』……だって」
正臣「誰なんだーーーーー!チクショウ、帝人は渡さねーぞ!」
静雄「しかし十六巻ってのは、遠いぞ」
臨也「というかそこまで続くのかな……」
新羅「そもそもコレ、二次創作だから」
正臣「終わらせてやる……絶対、十六巻までに終わらせてやる!」
新羅「聞いてないね」
帝人「それよりゲストだよ、ゲスト。呼ぶのも悪くないよね」
静雄「けど、有名人にコネなんて……。幽は喋らねえしよ」
帝人「僕らの『中の人』呼べばいいんだよ、『中の人』」
静雄「誰だよ中の人って!」
正臣「中の人…それは永遠のミステリー……」
静雄「意味分からねぇしっ!」
帝人「んー、有名人かぁ。まあ、僕らが出てる時点で豪華なんだし、やっぱりいいんじゃないかな、出なくても」
新羅「帝人くんがそれでいいなら、いいけど」
帝人「よし。エンディングテーマを背景にまったりトーク!」

 ♪ 弟は白骨化していた ♪

臨也「あ、エンディングテーマはこの不吉な曲のままなんだね……」
帝人「身が引き締まるよね」
静雄「引き締まるどころか縮み上がるけどな」
帝人「やー、充実してたねぇ。今回はリスナーに頼りすぎないで、コーナーとトークで攻めてみたけど、うまくいってなにより!」
正臣「ああ、だから前回よりも更に酷かったんだな」
帝人「次回はリスナーと電話を繋げてもいいかもね!」
新羅「放送事故の予感がするね……」
帝人「リスナーも、僕らのビューティフルボイスがたっぷり聴けて、幸福な一時だと思うよ」
臨也「そういう発言は必要なのかな……。世の中、言わない方がいいことってたくさんあると思うんだけど」
帝人「臨也と静雄の関係についてとか?」
臨也「全然違うよ!」
新羅「ほら、駄目だよ帝人くん。こういう場では違うってことにしておいてあげなきゃ」
静雄「だからそういう発言やめろ!誤解されんだろーがっ!」
帝人「ああ、ゴメン新羅。忘れてたよ」
臨也「君が謝るべきなのは新羅じゃなくて俺とシズちゃんに対してじゃないかなあ!」
帝人「わあ、ノンブレス。すごいじゃない臨也」
新羅「いや、今の、言うほど長くもないセリフだから、わりと普通じゃないかな」
帝人「うーん、言われてみたらそんな気がする。臨也、さっきの取り消しね」
臨也「人の話聞いてた!?」
帝人「ん、残念だけどそろそろお別れの時間のようだね……」
正臣「面倒くさくなった途端、お別れの時間来たな」
帝人「前回は新羅だったから、今回は臨也に締めてもらおうか」
臨也「びっくりするほど理由が意味不明だよ!」
帝人「では皆さん、さよならー!」
正臣&静雄&新羅『さよならー!』

臨也「えぇえ!?ちょ、皆、マイクの電源切らないでよっ!……うぅ、俺、一人だよ…。一人で番組の締めだよ……。……もう、こうなったら語るよ。語っちゃうよ!俺の、人間への愛と、帝人くんへの愛について語っちゃうからね!こほん。皆は、俺が人間と帝人くん、どっちの方を愛してるかなんて聞いてきたりするけど、まず、比べること自体―――」

           *

「あ、臨也。二十分弱も長々と喋ってもらったみたいだけど、ラジオ、『まず、比べること自体』のところで既に終わってたみたいだよ」
「ええーーーーー!?…じゃ、じゃあ、俺のやってたことって……」
「うん、完全に無駄っていうか、それ以前に、まともに締めとして成り立ってなかったし……うーん、なんていうか、最悪?」
「うあぁーーーーーーー!」
「……相変わらず容赦ないね、帝人くん」
「あぁ、罪なヤツだぜ…」
「………ノミ蟲は死ねばいいと思うが、一ミクロンぐれーは同情するな……」



作品名:生徒会の一存パロ 2 作家名:刻蝶