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きみこいし
きみこいし
novelistID. 14439
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話し合ってみよう:VARIA<前編>

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加速するスピード。地上のみならず空中でさえもバトルフィールドに繰り広げられるハイパーに高度な、かつ、はた迷惑な闘いである。
「この、バカ、アル中、おたんこなす」
「るせぇ、童顔、貧弱、貧乏性。見かけもガキなら、中身もガキだな。」
「くっ、オレだって成長してるっての!この、たぁ!!」
「はっ、うぜぇ!」
ドカドカと炎に拳に足に。罵り合う内容はげんなりするほど低レベルだが、繰り出される技はハイパーに高レベルだ。
「レミーマルタン、ダースで買ったぐれえでガタガタ言うな。貧乏くせぇ。」
「悪かったな!これがフツーの金銭感覚だ!!つーか、酒代だけじゃないんだよ!!和牛サーロイン日本から空輸って、どういうことだよ!他にもフィレだのラムだの、マトンだの、挙げ句に馬刺って、酒と肉ばっかじゃないか、野菜も食べろよ!」
――――いやいや、話がズレてる。ズレてる。なにその夫婦な会話は。
「あのーもしかして、ツッコミたいのってミーだけですかー?」
「ししし、やってみ。お前、確実死んだね」
「まぁ、止めはしないよ」
「う゛ぉい、何でもいいからアイツらを止めてこい」
夫婦喧嘩の様相を呈してきた罵り合いに、盛大にげんなりとするスクアーロなのだった。