二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

twitter log #04

INDEX|2ページ/3ページ|

次のページ前のページ
 

出合い頭にきつく抱きしめられて息が詰まる。けれど離せと喚けば男はすぐに力を緩めた。その態度を訝しく思いながら視線を上げて、――すぐに後悔した。「やっと繋がった、ね」蕩けた瞳と甘く囁く低い声。繋がれた互いの指先から熱が染みていくような気がした。/fe #dover_kusareen
1201 21:42


英受強化週間
①西英
自分のそれとは異なる緑の光を真っ当に受け止めるのは初めてのはずなのに、もう随分前から知っていたような気がする。そんなことを考えながら呆けたように彼を見つめていると、両の眼球に俺を捉えた男は小さく笑う。「そんな目ぇしよって」そうしてぽつり零された声は、どこか笑うようだった。/se
1130 22:41

②普英
俺の肩にもたれ掛かる彼の表情は俯いているからよく分からない。それでも、驚かせないように数度頭を撫でてやると、尖った肩からゆっくり力が抜けるのが分かった。難儀な奴だよなあと苦笑して手を下ろし、組んだ足の上に置く。すると隣の彼がもそもそ動き、躊躇うように指先を絡めてきた。/pe
1201 19:59

③独英
武骨な彼の手が可笑しくなる程優しく俺の手を消毒し、包帯を巻いていく。盗み見たその表情は酷く険しく、怒っているのかと不安になる。けれど、「植木は綺麗になったのだが、…お前の手が傷付くのは嫌だ」治療が終わり、ぽつりと呟いた彼の声を聞いたら、そんな感情は嘘のように消えた。/de
1201 19:59

④日英
「如何ですか」ちらつき始めた雪の中、ぼうっと庭を見る彼に声を掛ける。振り向いた彼は瞳を輝かせ、きれいだと何度も繰り返した。普段はこんなに素直な言葉は零してくれないのに、と思えば、誇らしくもあり面映ゆくもある。彼の髪に付いた雪を払いのけながら、唇が緩むのを必死に堪えていた。/je
1202 19:05

⑤土英
男の胸にもたれ掛かったまま後ろに手を伸ばして、くいとシャツを引く。どうしたという声には答えずに、男の体を引き寄せ、そのまま唇を触れ合わせた。そうしてすぐに離れれば、「…随分可愛らしいことを」男は仮面の向こうで苦笑して、本物の猫にするような仕草で俺の頭を撫でた。/te
1203 20:10


仏英コスプレ週間
①メイド
男の上に跨がって、その頬を思い切り抓る。けれど男は軽く笑っただけ、乱暴なメイドさんと歌うような声にかっと頭に血が回る。「…へんたい、」羞恥に震える喉を叱咤し声を絞り出す。しかし懲りぬ男は誰のことと首を傾げ、ごく自然な手つきでスカートの中、骨張る太腿を撫で回し始めた。/fe
1207 20:52

②メイドふたつめ
震える体も焦がれるように俺を見る目も、全て自分のものだと思えば楽しくなる。抱きしめた細い体、俺の上で揺れる腰を引き寄せて耳朶に噛み付いた。呼んでと囁けば彼は首を振るけれど、本当は羞恥さえ快感に変えているんだろう? 「っご主人さ、ま」…ほら今、彼の唇が弧を描く。/fe
1207 23:04

③ナース
ナースに扮した彼は診察台に浅く腰掛け、ショッキングピンクのピンヒールをぶらぶらと揺らす。短い丈のスカートから覗く太腿に指先を這わせれば彼は身をよじり、困ったお医者さまにはお注射と甘く囁く。凶悪に笑う唇に噛み付きながら、その役目は俺がいいなあと、こちらも笑って呟いた。/fe
1208 21:58

④この世の天国(コック)
何が食べたいと尋ねれば何でもいいと彼が言ので、それじゃ困ると首を傾げた。すると彼は黙考し、「じゃあお前」しばらくの後ぽつりと呟く。驚いて見つめた頬や耳朶は酷く赤い。俺は思わず口元を緩め、なら坊ちゃんも手伝ってと囁いた。そうしてそっと促せば、細い指がコックタイを解き始めた。/fe
1211 22:56

⑤この世の天国(警官)
「お巡りさん、今どんな気持ち?」うっとりと囁く声に視線を上げる。見上げた先、男は下品な表情を浮かべていた。人を組み敷いておいて偉そうにと腹の底が熱くなる。殴り飛ばしてやりたかったがこの腕では叶うはずもない。「ほんといい眺め」男の指が頭上に伸びて、手錠をぐいと引っ張った。/fe
1211 22:57


にょた強化週間
①仏にょ英(1)
長い指が絡まる髪を柔らかに梳いていく。自分では少しも上手く結べないのに、彼にかかるといとも簡単にまとめられてしまう。納得いかずに頬を膨らませていると、「何て顔してんの」彼が笑う。慌てて澄ました表情を作ったが、更に可笑しそうな様子で唇をつり上げられ頬が熱くなった。/仏にょ英①
1214 20:54

②仏にょ英(2)
可愛くない自分が恥ずかしくて堪らなくなる。彼に与えられる変化が何より嬉しいはずなのに、思って顔を俯けた。けれどすぐに顎を掬われて、鏡の中、彼と目が合う。「ほんとお前って可愛いよね」こういうとこ、だなんて。優しく細めた瞳で囁かれたら、どうしていいのか分からない。/仏にょ英②
1214 20:54

③仏にょ普
フランシスが差し出すフォークにはケーキの欠片、口に含めば上品な甘味が広がる。「おいし?」尋ねる声に頷くと、よかったと頭を撫でられた。しばらく咀嚼してから思いつき、アントンには? と尋ねてみる。すると彼は柔らかに笑み、「マリアちゃんには特別なの」甘く低く囁いた。/仏にょ普
1215 22:11

④にょ仏英
骨に歯を立てられ、鋭い痛みが神経を走る。両腕を押さえられたまま見上げた彼女の表情はよく分からない。「フランソワーズ?」呼びかけた声はまるで別人のよう。戸惑う内に彼女の細い指が俺の唇を柔らかに撫でる。「…食べちゃいたいのは坊ちゃんだけよ」囁くその艶に、体の奥が疼いた。/にょ仏英
1217 23:02

⑤にょ仏英
可愛い坊ちゃん、お願いだから、真直ぐ私だけ見ていて。ベッドが軋んで、真白いシーツの上、坊ちゃんが大きく目を見開いている。「…愛してるの」ぷつぷつとボタンを外せば骨張った体が明らかになる。浮き出た鎖骨に歯を立てて小さく囁いた。ねえ貴方の体も心も、他の誰にもあげないで。/にょ仏英
1217 23:05
作品名:twitter log #04 作家名:はしま