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1月29日 0時1分


「ねぇシズちゃん。」
「ん?」
「誕生日プレゼントあげるよ。」
そう言うと臨也は静雄を離しソファーから立ち上がると、
近くのパソコンデスクの引き出しを漁りだした。
ソファーに座り直した静雄の横に、何かを手に握った臨也が戻ってきて座る。

「はい、これ。」
「これ…」
開いた手の平に載せられていたのは、銀色の鍵だった。
「うちの鍵。これがあればもうドア壊して入ってこなくて済むでしょう?」
「…おぅ…。」





こうしてそれぞれの夜は更けていった。