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青すぎる空から降ってきた

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 時はWW2。いわゆる第二次世界大戦。


―――ドイツさんも降伏されました。
絶対に勝てない。自分は負けるのだ。そう分かっていても体が勝手に反応してしまう。
私は空襲から逃げ惑う国民達を眺めながら、ふと同盟国のイタリアさんのことを思い出した。

「ねえ、日本。話があるんだ。」、と。
そう訪ねてきたイタリアさん。私は何か作戦でも練るのだろうと、自宅に彼を入れました。客間に通し、お茶を出して、改めて。
「いかがいたしましたか?」
 私がそう訪ねたとき、彼はもうすでに笑ってはいませんでした。そんなイタリアさんに違和感を覚えながらもう一度

「いかがいたしましたか?イタリアさん。」

 彼は震えていました。その震えた手には茶封筒がありました。それがなんなのか気になった私は、「あの、その封筒の中身。見せていただけないでしょうか?」と訪ねた。
イタリアさんは下を向き黙ってそれを私に差し出しました。私はそれを受け取り、中身の紙のようなものを出し、その紙に書かれていた文字を見て絶句してしまいました。




――――――降伏。