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――――――ポツダム宣言。
　連合国からそのような要求がきました。「無条件降伏」というものだとすぐ分かりました。目の前には手をさしのべるイギリスさんがいました。
「日本、もうあきらめろ。」
彼の右手は、私にさしのべられていて左手には……ポツダム宣言を要求する書類がありました。私はあつくなってしまい、その場でイギリスさんに銃口を向けてしまい――――――。


　イギリスさんはそれほど痛手にはならなかったようです。
そして、すぐにアメリカさんがやってきました。彼は私が知っているアメリカさんではありませんでした。彼は少しも笑っていませんでした。怒った顔ですらありませんでした。ただ、ただ無表情で「日本、君は危険だ。」とだけいい去っていきました。