青すぎる空から降ってきた
その後、状況は悪化するばかり。お金もなければガソリンも足りない。我が国にもタイムリミットが近づいているのが分かった。それでも、私はあきらめない。だって……。
「国民は国のためにあるものです。」私はまだ戦います。仮に日本人が誰もいなくなってしまっても、国のため。戦います。
そして、今。
ドイツさんが降伏した。という知らせが入りました。
――――――とうとう一人になってしまいました。
それでも私はやめる気はありません。国。それを守ることが私の指名です。たとえ不可能と分かっていても全力投球する。これが誇り高き日本男児だから。
そんなとき。
作品名:青すぎる空から降ってきた 作家名:ふにょ