ひわひわえいぷりるふーる。
⑤みーちゃんの場合
み:『ぱぱ、あのねあのね!!』
蓮:「ん?どうしたんだみーちゃん?」
み:『俺、今日未T先輩持ってきてないんだよ!』
蓮:「ほう…?」
み:『あ、あとね、ナナちゃんも連れてきてないんだよ!!』
蓮:「ふーん………」
み:『ねぇ、ねぇ、どう?ほら、ロッカーの中にもないよ?エラいでしょう?』
蓮:「みーちゃん………」
み:『なに、ぱぱ?』
蓮:「さっきから、ジギルのロッカーの中で暴れてる音がするんだが…」
み:『きっ、気のせい…だよ!』
蓮:「猫の鳴き声もするんだが…」
み:『気のせいだってば。きっとジギルの携帯の音だと思うよ!』
蓮:「・・・・・・・・・みーちゃん?」
ナ:「ニャー」
み:『あっ、ナナちゃん!出てきちゃダメだってば…!
ちゃーんと大人しくしててって言ったでしょ?』
ナ:「ニャーン…」
ジ:「あああああ!!僕の服がナナちゃんの毛だらけに………」
蓮:「みーちゃん、どうして嘘ついてこんなことしたんだ?」
み:『・・・・・・ぱぱに、褒めて欲しかったから…
だから、エイプリルフールならいいかなぁって………』
蓮:「許す。」
ジ:「あ、あのー、この毛だらけになった僕の服については…」
蓮:「自分でやれ。」
ジ:「えぇぇぇぇ?!」
みーちゃんの場合:必死に付いた嘘は可愛いがツメが甘くバレる
作品名:ひわひわえいぷりるふーる。 作家名:ユエ