二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
ゴルベーザ
ゴルベーザ
novelistID. 23798
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

池袋インフルエンザ流行事件

INDEX|1ページ/2ページ|

次のページ
 
―――風邪を引いてしまった。

暦のうえではとっくに春なのだが、冬並みに寒い日もあって体調を崩してしまったのだろう。

おとなしく寝てようと思ったとき、

「帝人く~ん!!風邪なんだって!?俺が優しぃく看病してあげるからもう大丈夫だよ。安心して♪」

あまりのうざさに吐き気がしたのでシカトしたかったのだが、近所迷惑になると考えふらつきながら玄関へ向かう。

「何で僕が風邪だと知ってるんですか、うざy…臨也さん。

「ひいいいいいいいいいいい!!!!みっ帝人君が潤んだ瞳で俺を見「てませんから。ていうか奇声を発しないで下さい。耳障りです。迷惑です。死んでください。」


「……そこまで言う!?…にしても紅潮した頬、潤んだ瞳、流れる聖水(鼻水)!!帝人君ってば風邪をひいてもス・テ・キ☆」
 
「………………………。」

「ガン無視!?帝人君さっきから酷くない!?風邪引いてるのを理由にデレてくると思ってたのに……。」
 
「…ふぇっ、ふぇっ、バフォメット!!」

「…………帝人君、もしかしてそれくしゃみ??」

「何訳分かんないこと言ってるんですか?くしゃみ以外の何物でもないでしょ…バフォメット!!」

臨也さんは、何がおかしいのか僕がくしゃみをする度に大笑いして、思ってたよりひどいから、と新羅さんのところへ連れて行ってくれた。