池袋インフルエンザ流行事件
―――風邪を引いてしまった。
暦のうえではとっくに春なのだが、冬並みに寒い日もあって体調を崩してしまったのだろう。
おとなしく寝てようと思ったとき、
「帝人く~ん!!風邪なんだって!?俺が優しぃく看病してあげるからもう大丈夫だよ。安心して♪」
あまりのうざさに吐き気がしたのでシカトしたかったのだが、近所迷惑になると考えふらつきながら玄関へ向かう。
「何で僕が風邪だと知ってるんですか、うざy…臨也さん。
「ひいいいいいいいいいいい!!!!みっ帝人君が潤んだ瞳で俺を見「てませんから。ていうか奇声を発しないで下さい。耳障りです。迷惑です。死んでください。」
「……そこまで言う!?…にしても紅潮した頬、潤んだ瞳、流れる聖水(鼻水)!!帝人君ってば風邪をひいてもス・テ・キ☆」
「………………………。」
「ガン無視!?帝人君さっきから酷くない!?風邪引いてるのを理由にデレてくると思ってたのに……。」
「…ふぇっ、ふぇっ、バフォメット!!」
「…………帝人君、もしかしてそれくしゃみ??」
「何訳分かんないこと言ってるんですか?くしゃみ以外の何物でもないでしょ…バフォメット!!」
臨也さんは、何がおかしいのか僕がくしゃみをする度に大笑いして、思ってたよりひどいから、と新羅さんのところへ連れて行ってくれた。
暦のうえではとっくに春なのだが、冬並みに寒い日もあって体調を崩してしまったのだろう。
おとなしく寝てようと思ったとき、
「帝人く~ん!!風邪なんだって!?俺が優しぃく看病してあげるからもう大丈夫だよ。安心して♪」
あまりのうざさに吐き気がしたのでシカトしたかったのだが、近所迷惑になると考えふらつきながら玄関へ向かう。
「何で僕が風邪だと知ってるんですか、うざy…臨也さん。
「ひいいいいいいいいいいい!!!!みっ帝人君が潤んだ瞳で俺を見「てませんから。ていうか奇声を発しないで下さい。耳障りです。迷惑です。死んでください。」
「……そこまで言う!?…にしても紅潮した頬、潤んだ瞳、流れる聖水(鼻水)!!帝人君ってば風邪をひいてもス・テ・キ☆」
「………………………。」
「ガン無視!?帝人君さっきから酷くない!?風邪引いてるのを理由にデレてくると思ってたのに……。」
「…ふぇっ、ふぇっ、バフォメット!!」
「…………帝人君、もしかしてそれくしゃみ??」
「何訳分かんないこと言ってるんですか?くしゃみ以外の何物でもないでしょ…バフォメット!!」
臨也さんは、何がおかしいのか僕がくしゃみをする度に大笑いして、思ってたよりひどいから、と新羅さんのところへ連れて行ってくれた。
作品名:池袋インフルエンザ流行事件 作家名:ゴルベーザ