池袋インフルエンザ流行事件
『何!?帝人も風邪を!!??大丈夫か!?』
新羅さんの家に着くと、セルティさんが心配そうに尋ねた。
「大丈夫ですよ。寝てれば治ると思いまっ…バフォメット!!それより僕の他に風邪を引いている人が??」
『実は静雄も珍しく風邪を引いてだな、ついさっき来たんだ。』
「げっ。静ちゃんがいるの??ナイフが刺さらない奴が風邪とか本当やめてほしいんだけど。
「いぃぃざぁやぁ~、今日こそぶっ殺して…メジュラ!!」
「……最近のくしゃみってそんななの!?帝人君は可愛いからいいけど静ちゃんのくしゃみは本当気持ち悪いなあ。やめてくれない?」
「んだとぉお~!!??「その辺でやめといてよ。静雄は患者なんだし暴れない!!…にしても静雄が風邪を引くなんて興味深いな。もしセルティが風邪を引いたら僕が看病してあげ…………痛っ、セルティ痛いよ!!!!」
『冗談も程々にしろ』
「はいはい。んじゃ静雄と帝人君は薬飲んで一緒に寝てて。臨也は邪魔だから帰って。」
「そんなの聞いてないよ!!静ちゃんと一緒に寝るぅ??それなら俺の家で帝人君を寝かした方が、帝人君にあーんも出来るし、帝人君の白くて綺麗な体が拭けるし、百京倍いいじゃないか。…腐腐腐…。」
「口答えする輩には僕のセルティが火を吹くよ!!」
「運び屋にそんな機能が!?!?」
一方で……
「俺が、りゅ竜ヶ峰と一緒に寝…///」
『大丈夫か、静雄!!顔が赤いが熱が上がったんじゃないのか!?』
作品名:池袋インフルエンザ流行事件 作家名:ゴルベーザ