こらぼでほすと 休暇1
はない。
「俺も通いにすると、少し長引く。」
「まあ、いいじゃねぇーか。休暇に降りてんのに働いてるんだからさ。」
「それでもいいんだろうか? 」
「別にいいんだよ。しゃっちょこばってモノを考えすぎなんだ。一応、休暇なんだから、
休暇らしいこともすればいいさ。」
「それは、どういうものだろう? 」
「俺とデート。」
「ああ、それはいいな。俺も行きたい。」
こういう時間の使い方も、平時ならよいものらしい。なら、それは有効に利用しようじ
ゃないか、と、ティエリアが納得したら、ちょうど、料理が到着した。それがお子様ラン
チというものだと気付いていないのが、ミソだったりする。
作品名:こらぼでほすと 休暇1 作家名:篠義