君を守るから
「ごめん・・・ッごめんな 俺が・・・」
ミストレは俺の胸の中で首を振った
俺は力いっぱいミストレを抱きしめた
_______________________あの日以来俺はミストレとは距離を置くことにした、
ミストレは俺を見るたびあの日のことを思い出しているようだったから・・・
そして、俺はつねに周りのやつを引き連れて行動するようになった。
そうすることで男子の行動、情報すべて監視できるようになった
すべては、ミストレを守るためだった、部屋も変えてもらい
ミストレは今、ずっとライバル視していたバダップっと同室だ、
そのおかげで、二人はいつも一緒にいるようになった
俺は安心していたバダップが常に俺にミストレのことを報告してくれるからだ
時には盗撮の疑惑やらという話も出てくる、
その時は俺が片っ端からそいつらをしめていく
ある日バダップから”上級生が俺たちに付きまとってる”
という情報が入ってきたバダップの情報は間違っていたことはない
今回もそうだった、いつも道理そいつを問い詰めるようとしたが
上級生ということもあって取っ組み合いになってしまった、
その時そいつの胸ポケットから大量のミストレを盗撮したであろう写真が床に散らばった
男がそれを見て動揺してるうちに一発蹴りを入れてやった、
するとキレイに入って男は向かい側の壁で背中を強打し倒れた
「これで、全部か・・・?」俺は男を見下ろしながら言った
男は黙ったままだ・・・
俺はそいつの胸ぐらをつかんで体を持ち上げた
「これで全部かって聞いてんだよ・・・」すると内ポケットからチップを取り出して
「これで、全部だ・・・」といった
俺は男の体を投げ捨てさっき散らばってしまったミストレの写真を拾おうと振り返ると
そこにはさっき散らばってしまった写真を手に持ちながら
しゃがんでいるミストレの姿があった
俺は、ミストレに近寄ってバッと乱暴にその写真を取り上げた
そしてあらかじめ用意しておいた黒いビニール袋に突っ込みながら
「いつからいた・・・」
と冷たく聞いた、するとミストレは笑いながら
「えっと・・・君が上級生と取っ組みあってるときから・・・」
「そう・・・」
俺は一つ返事をして黙々と写真を拾った
するとミストレは突然
「あーぁ・・・俺としたことがまさか盗撮されてるとわね・・・。
やっぱ俺ってそんなにかわいいかな?」
と聞いてきた、俺はびっくりしてミストレの顔を見てフリーズしてしまった。
そんな俺の服の握りながらミストレは話し出した
「俺さ・・・最近気づいたんだ・・・
変な奴らに襲われるより、盗撮されるより・・・君に避けられる方が
数百倍つらいんだよ・・・」
「ミスッ____________________!?」
俺は言葉を失った、ミストレの目が大量の涙でうるんでいた
俺が一番見たくなかったもの、流させたくなかったものそれが目の前にある
「俺、君が大好きなんだよ・・・・君は俺を嫌いでも・・・
俺はッ「もういいよッ!!」
俺は気付いたらミストレを抱きしめていた
「俺も大好きだ・・・だから守りたかった・・・・・でも」
「じゃぁさ・・・今度こそ守ってよ・・・。」
「えっ?」
「今度こそ、ずっとそばにいて守ってよ・・・
というか、守れ!!」
「ミストレは・・・俺がそばにいて苦しくないのか?
あの日のこと思い出さないのか?」
「うん・・・平気だ・・・」
「ミストレ・・・」
「そばにいてくれるか・・・?エスカバ・・・」
「あぁ・・・もちろんだよ・・・ミストレ・・・。」
もう君を気づ付けない__________________絶対に