二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

愛してるって言わなきゃ殺す!

INDEX|2ページ/2ページ|

前のページ
 

 「聞いたよ。どうせそれネット知識でしょ」
 図星をさされて帝人は押し黙った。頬に血液の集まるのを感じる。
 「もう良いや」
 「え?」
 緩慢な動作で帝人はソファに倒された。
 テレビではスタッフロールが流れている。次の番組は夕飯に間に合う今夜の献立番組らしい。白いテロップがゆっくりと画面の上を流れていった。
 「俺は帝人君のどんな所も好きだよ。全部好き。大好き。愛してる。俺のものだよね?」
 覆いかぶさってきた男の瞳に刃物と同じ光を見て、帝人ははっとして臨也の胸を押した。
 「待って、待ってくださいって」
 「喋らなくて良いよ」
 優しい仕草に合わない強い力で帝人の首に手をかけながら、臨也は唇の端を赤い舌で舐めた。
 「体に聞くからさ」