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鬼殺し 破

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           ~護るもの、大切な仲間(前編)~

斗卿は、薄く笑いながら

「仕方ないですねぇ。しかし白夜叉は何が何でも連れて行かせて貰いますよ?
 死んでも知りませんよ?誰が何だろうと・・・ね?」

その時

「そうは・・・させねぇ・・・!」

新八たちが、後ろを振り返ると、そこには荒い息をしながらも斗卿を睨みながら立つ

「銀時・・・」

銀時がいた・・・

銀時は倒れそうになっても体を木刀で支えて立っていた。

「万事屋!無理するな!」

『旦那!』

土方、山崎、沖田が叫んだ。

それに、銀時は笑顔で

「大丈夫だ。絶対戻ってくるから。」

そう言うと、銀時は新八たちの前に立ちはだかった。

「編笠さんよぉ・・・俺はお前についていくもねぇし、新八たちを傷つける気もねぇ・・・
 ただし・・・こいつらを・・・護る気なら大ありだぁああ!!!!」

銀時は斗卿に斬りかかった。

斗卿は薄く笑いながら

「私相手にやるのですか。面白い。やろうじゃないですか。」

そういって、鞘から刀を出し、構えた

ガキッ!ガキガキィイン!!

ガキッ!ガキイイン!

二人は、互角に戦っていた。

「す・・・すごい・・・」

「互角でさぁ・・・」

新八と沖田は感嘆の声を上げていた。

「はぁ・・・はぁ・・・」

「やっぱりこの力とスピードやはり白・・・」

ガキィイン!

「その名前を・・・出すんじゃねぇえ!!!」

銀時は、斗卿を押し返した。

「これでは、きりがありませんねぇ。あの手を使いましょうか。これでおわりですよ。」

斗卿はニヤリと笑いながら言ったと同時に、銀時の前から姿を消した。

斗卿の向かった先は、新八だった・・・

「新八!危ないアル!」

「!?」

しかし、新八は何も出来ず。

斗卿は、新八の前に立ち、高く振り上げ・・・

ザシュゥッッ!

「ぐはぁああ!」

斗卿が斬ったのは

銀時だった。


銀時は、斗卿が刀を降り下げるまでに新八の所に行き、新八を突き飛ばし、盾になったのだった

「ぎ、銀さぁああんんん!!!」

「銀ちゃぁああんんん!!!」

「「旦那ぁああああ!!!」」

「「万事屋ぁあああ!!!!」」

「「銀時ぃいいいい!!!!」」

銀時は、肩から腹にかけて斬られていた

ズサッ

とうとう、銀時は倒れてしまった・・・

斗卿は薄気味悪く笑いながら、血が滴る刀を持っていた

高杉は、斗卿の言った言葉に気になったのか、

「おい斗卿。お前ぇは最初から銀時狙いでやったのか?」

斗卿は、笑いながら

「そうだと言ったらどうするのだ?」

斗卿はそういった後、倒れている銀時のもとに行こうとした。

しかし・・・

「銀ちゃんに近づくなアル!」

神楽が斗卿の前に立ちはだかった。

「銀ちゃんをこれだけ苦しめるなんてもう許せないネ!まだ銀ちゃんを苦しめるのならこの傘が
 火を吹くネ!」

神楽は、斗卿を睨みながら言った。

斗卿除く新八たちも神楽の気持ちと一緒だった。

新八、桂、高杉、土方、近藤、山崎は神楽の横に立った。

斗卿はそんな、新八たちの様子を見ながら

「仕方ありませんねぇ。全員始末しますか。」

そういうとニヤッと笑った。

そして

刀を振り下げた

その時だった。

ガッキィイン!!

作品名:鬼殺し 破 作家名:鳳凰蘭