鬼殺し 序
~悪夢~
銀時は起きたら、誰も居ない暗闇の中で立っていた。
「此処は何処だ…?これは夢か……?」
銀時はきょろきょろしていた。
その時、前から斗卿が現れ、銀時は警戒しながら、言葉を発した。
「お前か!俺にこんなことをしたのは!」
その言葉に斗卿が、
「私あるお方に頼まれているのですよ。
『屍を喰らう鬼を限界まで苦しめてから殺せ』とね。まあ、もう一人にも頼まれていますが。」
その言葉の内容を銀時が察したのか、怒りながら、
「てめぇ……!あいつらを殺す気か……!」
それに斗卿が、妖しく笑ながら、
「私が殺しても楽しくないじゃないですか。
屍を喰らう鬼。いや白夜叉あなたが殺すのですよ。」
ドクンッ
銀時は、胸を押さえ、膝でたちながら苦しんでいた。
それを見ながら、斗卿は
「鬼には仲間なんかいらない。」
そう言って、去って行き、銀時は倒れてしまった。
次、起きたときは、白夜叉として、仲間を殺さなければならなない。