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鬼殺し 急

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最終決戦


           ~作戦会議 一つになった気持ち~
            
お妙は、土方から銀時が居ない理由、全てを聞いた

「そんな・・・なんで、銀さんが・・・」

お妙は、顔を伏せた

その時だった。

「銀ちゃんを助けに行くアル!」

神楽が言った。

「チャイナもたまにはいいこと言うじゃねぇかぃ」

「たまにはは、余計ネ!」

その時、伏せていたお妙が

「お前ぇら静かにするってことをしらねぇのか?あぁん?」

『す・・・すいませんでした・・・』

あの高杉でも謝るほど、お妙は怖かったのだろう。

恐るべし・・・お妙

そんな中土方が果敢に、口を開いた

「おい、高杉と桂。斗卿と黒夜叉の居場所は分かったのか?」

「ああ。わかったぞ。」

「奴らは、ターミナルの地下に居る。」

高杉が言い終わると同時に、お妙が凛とした声で

「私も銀さんを助けに行かせて貰います!私も銀さんに九ちゃんの時の借りを返したいから・・・」

「姉上・・・」

少しの珍黙。破ったのは桂と高杉だった。

「わかった。お妙殿を認めよう」

「でも、死ぬかもしれねぇぜぇ」

桂と高杉をとめようとしたのは、土方だった

「おい、桂と高杉。それは正気か?!」

土方の言葉に桂が

「土方、お妙殿を見ろ。まっすぐな目をしている。それなのにとめる事は出来ぬだろう?」

「しかたねぇ。」

お妙は、満面の笑みで

「ありがとうございます!」

そう言った

土方が、作戦を言おうとしたとき、桂がそれを手で制し、新八たちを見回しながら言った

「お前らも知っているとおり、普段でも銀時は相当強いのに、薬を飲まされ、白夜叉と化し
 た銀時は普段より数十倍強いはずだ。死んでもおかしくない。それでも行くか?
 今なら、まだ引き返せるぞ。」

「銀ちゃんが何になっても、行くヨロシ!銀ちゃんは私の大切な家族アルネ!」

「万事屋に説教しちまったからなぁ・・・それに借りも在るし。」

「旦那には、動乱篇の時の借りが在りまさぁ」

「俺も副長たちと同じです!」

「俺も、万事屋を助けに行きたい」

「銀さんを絶対助けたいです!」

「僕の気持ちも皆と一緒です!」

高杉と桂は笑い神楽、新八、お妙、土方、山崎、沖田、近藤も笑い返した。

「銀時はしあわせ者だな」

「そうだぜぇ」

土方は、皆を見回してから

「五日後の決戦にむけての作戦会議をする!まず姐さんは怪我人の応急処置と雑魚の退治。姐さんなら それくらいなら出来るはずだ。いいか?」

土方はお妙のほうを向き、了解をえた。

「いいですよ。それで。」

土方は少し頷き、次は新八と神楽、近藤、沖田、山崎のほうを向いた。

「まず近藤さんは、此処で待っていてくれ。真選組の大将がやられたら終わりだ。」

すると近藤は

「分かった。必ず帰ってこいよ。」

『ああ』

土方、山崎、沖田は頷いた

「次に、山崎と総悟、俺、眼鏡、チャイナで斗卿を倒す。それと平行に高杉と桂。」

桂と高杉の方を見た

「お前らは、決戦の前日までに薬を奪って来い。それから万事屋を元に戻したら
















 黒夜叉を倒せ。」

高杉と桂は驚いた。黒夜叉といえば天道衆のトップ。しかも幕府の者だ。それを土方が斬れというのだ。

「黒夜叉といえば天道衆のトップ。しかも幕府の者だ。お主がそんなことを言って良いのか?」

桂は、土方に聞いた

すると、土方は

「もとから、胡散臭ぇと思っていたからな。あと、俺は幕府の下に就いたつもりはねぇ。俺達、真選組 の大将はただ一人。近藤さんだけだ。」

土方の言葉に、高杉と桂が

「土方、それは斬っても良いと受け取ってよいのだな。」

「もう、後戻りはできねぇぜぇ」

「ああ。」

土方は、桂と高杉に返事をすると、

「高杉、桂、眼鏡とチャイナ、そして姐さんは決戦前日の午後一時に此処に来い。準備をする。」

「「わかりました」」

「わかったアル!」

「わかった」

「わかったぜぇ」

そういうと、新八たちは帰っていった。


作品名:鬼殺し 急 作家名:鳳凰蘭