鬼殺し 急
~生と死 究極の選択伎~
ここは・・・何処だ?
そうか・・・俺は死んだのか・・・
その時
「銀時ではありませんか」
懐かしい、響きが聞こえて振り返ると
其処には松陽先生が居た。
「先生?」
松陽先生は優しく俺に聞いた
「何で此処にいるのですか?」
俺は、さっきまでのことを全て話した。
俺の話を聞いていた、松陽先生は
「銀時、貴方は良い仲間を沢山作りましたね。銀時はまた戻りたいと思いませんか?」
それに、俺はびっくりした。
「え?またあいつらと居れるって事か?」
それに、松陽先生が
「ええ。それとも嫌なんですか?」
嫌なわけないだろ・・・
あいつらとまた馬鹿やってわらってられるなら・・・
俺の答えは一つだった。
「嫌なわけねぇだろ。あいつらは俺の大切な仲間だからな。」
すると、松陽先生は
「そうですか。そんなに意思が強いのなら戻れるでしょう。」
優しく笑いながら言った。
「それでは銀時、目を閉じて、大切な仲間の顔を思い浮かべてください。そうすれば戻れます」
「先生・・・ありがとうな」
「行きなさい」
「はい!」
俺は、そう言うと、
目を閉じ、大切な仲間たちの顔を思い浮かべながら意識を手放した。