鬼殺し 急
~叫び~
「「「銀さん!!」」」
「「「銀時!!」」」
「「旦那!!」」
「万事屋!!」
「土方君・・・
沖田君・・・
ザキ・・・
さっちゃん・・・
月詠・・・
高杉・・・
ヅラ・・・
新八・・・
神楽・・・
お妙・・・
ごめん・・・」
銀時は掠れた声で、でもしっかりとした声で言った。
それに、新八が
「銀さん謝らないでくださいよ・・・
銀さんらしくないじゃないですか」
「そうネ!!銀ちゃんらしくないアル!」
「おまえらなぁっ・・・ゴホッ!・・・ガハッ!」
銀時は激しく咳き込み、血を吐いた。
「銀ちゃん!!」
神楽が悲しそうに言った。
「ハァ・・・ハァ・・・ウッ・・・!ゴホッ!」
銀時は苦しそうに暴れ、さっきより大量の血を吐いた
それに、高杉が珍しく焦り
「ヅラァ!薬を!」
しかし、桂が
「やりたいのは山々だがこんなに暴れていたら危ない・・・」
焦りながらも冷静に言った。
しかし、その時、
「っ・・・」
銀時の意識が完全に無くなった。
「銀ちゃん?ねぇ嘘でしょ?銀ちゃん!起きるヨロシ!」
神楽は泣きながら言った。
それに続き、新八たちが泣き叫んだ。
「銀さんっ・・・また・・・三人で万事屋するんでしょ?銀さん!」
「旦那ぁ!!起きてくだせぇ!!旦那ぁ!!」
「おい!万事屋!狸寝入り乞いてるだけだろ?なぁ!起きろよ!!」
「銀さん!まだ借りを返してないのに・・・お願いだから起きてください!」
「旦那!まだ借り返してないんですから起きてくださいよ!旦那ぁ!!」
「銀時ぃ!目を覚ませよ!!」
「またSMプレイしてよ!銀さん!」
「銀時!起きるでありんす!!」
各々銀時の名を叫び泣いていた。
その時、新八が
「桂さん・・・一か八かで・・・試してみましょうよ・・・まだ間に合うかも知れないでしょ?」
涙を流しながら言った。
それに、桂が
「そうだな・・・」
桂は注射器をゆっくりと出し、
銀時の首筋に刺した。