時間
俺の部屋はいつのまにかすべてピンクで染まっていた。
『オレじゃないよ~。でも、なんかいい部屋だね~』
「いい部屋じゃない。ったく、お前じゃないなら誰なんだ・・・」
一体誰なんだ、そう思いもう一度部屋を見回してみる。そのとき急に窓が開いた。
<フェリシア~ノ~。お兄さんが2人で寝ている隙にセットした部屋はどうだ~?>
「フランシス」『フランシス兄ちゃん』
<ヒューヒュー、この仲良しカップル~。フェリシアーノがこんなムキムキとカップルなんてお兄さん泣いちゃう>
そういってなぜかハンカチを噛むフランシス
『フランシス兄ちゃん、ルートを悪く言うなよ~!オレ怒ったよー。
兄ちゃんの前でこんなことしてやる。ヴェー』
そういうなりフェリシアーノは俺のほうに身を乗り出してきた。そして・・・