神楽は高杉!?
今朝私の体に異変が起きた。
「ふぁーー……ねむいアル。早く準備するネ…。今日も総悟迎えに来てくれるカナ??」
そんな、ワクワクした気持ちで顔を洗うために洗面台の前に立った。顔を上げふと鏡をのぞくと……
「え…?え…ちょ…、えぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇええ!!?」
少し高くなった目線。紫色の髪。左目には眼帯……。
「なにアルか、これぇぇぇぇ!!」
高杉になっていた。
「どうしてアル……。なにしたっけ……」
寝起きの頭をフル回転させてみるが全く心当たりはない。
とりあえず、銀ちゃんに…?いや、だめアル。まだ寝てるアル。
一番しっかりしてるマヨに相談するアルカ?駄目ネ。あいつは他人ヨ。迷惑かかるアル。
やっぱり総悟に…?
やっぱりそれしかない、そう思い部屋にあった携帯を手にとった時、手の中で携帯が震えた。
〈着信 高杉〉
たっ高杉っ!?も…もしかしてあいつは私になってるのか?
「ハイ。神楽アル。」
「おい。こりゃぁー、どうなってんだぁ。朝起きたらおめェの姿になってるたぁ。」
「やっぱりカ…。私もお前の姿アル」
「とりあえず、銀八起こせ。それで、事情を説明しろ。そんで、俺ぁ今からおまえんちに行くから。」
「わ、わかったアル。じゃーな」
その前に沖田、沖田っと…。
「んん……。なんでぃ神楽。こんなに早く。」
「総悟アルカ…?」
「んだぁ?高杉かぁ?なんでてめぇが神楽のケータイで話してるんでさぁ?」
「私は神楽ヨ……。とりあえず今から家に来てほしいアル。」
「…とりあえずいきまさぁ。」
よかった。わかってくれたみたいだ。
数分後、高杉が家にきた。
うわ……まんま私だ。
「おはようアル。もうすぐ沖田が来るネ。」
「そうか……。」
二人とも平然と言ったが、実は顔が引きつっていた……と思う。少なくとも私は引きつっていた。
沈黙が続き少し気まずくなってきたとき沖田が来た。
「おはよーございまさァ。うわぁ。」
やっぱり驚いてる。まあ、私よりは冷静だけど。
「見た目は神楽だけど、中身は高杉……。見た目は高杉だけど、中身は神楽……かぁ。今日一日どっちと付き合ってるふりしたらいいんでぃ」
「わっ私に決まってるネ!!」
「おめーといちゃついてると高杉といちゃついてるように見えるんだよ。」
「でも……でも!!私の姿の高杉といちゃついてるとこなんか見たくないネ!!」
「俺だって、中身が高杉だってわかってて一緒になんか居たくねェ。」
「そんなん俺もだ。なにが好きでお前といなきゃなんねェンだよ。ごめんだぜ。」
「とりあえずどうするか考えるネ…」
それから3人であーだこーだはなした。でも結論は出なかった。まあ、出るとも思ってなかったけど。
やっぱり
「ここは銀ちゃんしかないアルヨ。」
「「だな……」」
珍しくハモった二人はさておき、銀ちゃんを起こしに行くことにした。
「銀ちゃぁーん。起きてヨ。」
「んあ?んで高杉がここにいるんだよ。」
「その事なんだけど、ちょっと大変なのヨ。外に出てほしいアル」
普通に話してもその人っぽくしゃべれるらしい。だから銀ちゃんは、私だって気付いてない。
「んだよー。ねみーよ。」とかぶつぶつ言ってる銀ちゃんを外まで連れ出した。
「あ、旦…先生。」
「よぉ。」
「あれ?神楽いるじゃん。なんでお前起こしにこねーの?」
「あ、そのこと、今から話すヨ。」
それから、3人で銀ちゃんに説明した。
私、神楽が朝起きたら高杉になっていて、逆に高杉が神楽になっていたこと。
話すとどうやらその人のように話せるらしいこと。
どうしてなったのか、どうしたら治るのかわからないこと。
総悟とはどうしたらいいのかわからないということ。
さほど銀ちゃんは驚かなかったがうなった。
「どうしたらって言われてもなぁ……。学校休むしかないんじゃねェの?」
「「「あ……」」」
「なに、お前らまさか、気づいてなかったの。」
「「「なっ何言ってんだ、気付いてたに決まってんだろコノヤロ―。」」」
まあ、気付いてなかったのはバレバレだったと思う。
でも
「3人で学校休んで大丈夫なんですかぃ?」
それだ。絶対不審に思われるに決まっている。
「まあ、いいんじゃねぇ??俺がうまくごまかしとくよ。」
「まじでかぁぁー!!銀ちゃんありがとうある!!」
「おい神楽。銀ちゃんって言うな。高杉に言われてるみたいでキモいから。」
「んだとこらぁ。」
「あ、高杉は普通に喋ってな。」
「あ、それより先生。学校行かなくて大丈夫ですかぃ??そろそろ7:30ですぜぃ。」
「まじっ!?やばい!!おまえら!!きょうは、高杉か沖田んちに行け!!じゃーな」
「あ、ちょ、ぎんちゃぁん」
いっちゃった。高杉と総悟んちか。そんなの絶対総悟んちがいい。
「総悟―、お前んちいっちゃだめか?」
「おらぁ別にいいが。高杉はどうでぃ。」
「俺もかまわねぇ。」
「よし。じゃあ、ついてきなせぇ。」
「「おぅ\うん」」
しばらく歩き、総悟の家に到着した。
「入ってくだせぇ。汚ねぇが。」
「おじゃましますネ。」
私まだ眠い。ねようかな?
「総悟。眠いからねていいカ?」
「「はぁ!?」」
「何でハモるネ。」
「だめにきまってまさぁ!!おめぇ、襲われてェのか!!」
「おっおおおおお、襲う…?」
「そう。だめでぃ。」
「でも…眠…ぃ…アル……」
そして私は寝たらしい。
沖田side
マジで寝やがった。
あ、いいこと思いついた。俺らも寝たらいいんだよ。
「おい高杉俺らも寝るぞ。そしたら変な気も起きねェと思いやすが。」
「ああ、そうするか。」
高杉の容姿をした神楽を俺のベットに。神楽の容姿の高杉とおれは、リビングのソファーで。
横になるとすぐに寝てしまった
「おい…おきろヨ。」
んぁ?この話し方…神楽の容姿の高杉か…
「なんでぃ高杉。今何時だよ。」
「ねぼけんなよ。神楽アル。真正銘の神楽ネ。」
「はあ?」
ずいぶんと寝たらしい。外は結構暗かった。
ソファーに寝ていたのは高杉だった。ん?
「元に戻ったってことかぃ?」
「そうみたいネ。寝たら戻ったみたいアル。でも、おまえ、鏡見てこいよ。」
「あ?なんだってんでぃ。」
不思議に思いながらも洗面所へと向かった。向かう途中、だれかになっているのか?と考えた。
土方?近藤さん?先生?お妙さん?
鏡をのぞいたそこにいたのは……おれ。間違いなく俺だった。……がしかし
「んじゃこりゃぁ!!どうなってんでぃ!!頭の上のとこしか映ってねぇぞ!…うわっ」
突然目線が高くなったと思ったら後ろから来ていたらしい神楽に抱きあげられてやっと体全体が見えた。
「なんで……。ちっちゃくなってるんでさァ。」
「わかんないアル。私と高杉みたいなもんじゃないカ?幸い、お前は独り暮らしネ。
それから、ここはお前んちアル。わたしはここに泊ってお前の手伝いするヨ。銀ちゃんなら分かってくれるはずネ。」
「はぁ?なにいってんでぃ。」
「ふぁーー……ねむいアル。早く準備するネ…。今日も総悟迎えに来てくれるカナ??」
そんな、ワクワクした気持ちで顔を洗うために洗面台の前に立った。顔を上げふと鏡をのぞくと……
「え…?え…ちょ…、えぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇええ!!?」
少し高くなった目線。紫色の髪。左目には眼帯……。
「なにアルか、これぇぇぇぇ!!」
高杉になっていた。
「どうしてアル……。なにしたっけ……」
寝起きの頭をフル回転させてみるが全く心当たりはない。
とりあえず、銀ちゃんに…?いや、だめアル。まだ寝てるアル。
一番しっかりしてるマヨに相談するアルカ?駄目ネ。あいつは他人ヨ。迷惑かかるアル。
やっぱり総悟に…?
やっぱりそれしかない、そう思い部屋にあった携帯を手にとった時、手の中で携帯が震えた。
〈着信 高杉〉
たっ高杉っ!?も…もしかしてあいつは私になってるのか?
「ハイ。神楽アル。」
「おい。こりゃぁー、どうなってんだぁ。朝起きたらおめェの姿になってるたぁ。」
「やっぱりカ…。私もお前の姿アル」
「とりあえず、銀八起こせ。それで、事情を説明しろ。そんで、俺ぁ今からおまえんちに行くから。」
「わ、わかったアル。じゃーな」
その前に沖田、沖田っと…。
「んん……。なんでぃ神楽。こんなに早く。」
「総悟アルカ…?」
「んだぁ?高杉かぁ?なんでてめぇが神楽のケータイで話してるんでさぁ?」
「私は神楽ヨ……。とりあえず今から家に来てほしいアル。」
「…とりあえずいきまさぁ。」
よかった。わかってくれたみたいだ。
数分後、高杉が家にきた。
うわ……まんま私だ。
「おはようアル。もうすぐ沖田が来るネ。」
「そうか……。」
二人とも平然と言ったが、実は顔が引きつっていた……と思う。少なくとも私は引きつっていた。
沈黙が続き少し気まずくなってきたとき沖田が来た。
「おはよーございまさァ。うわぁ。」
やっぱり驚いてる。まあ、私よりは冷静だけど。
「見た目は神楽だけど、中身は高杉……。見た目は高杉だけど、中身は神楽……かぁ。今日一日どっちと付き合ってるふりしたらいいんでぃ」
「わっ私に決まってるネ!!」
「おめーといちゃついてると高杉といちゃついてるように見えるんだよ。」
「でも……でも!!私の姿の高杉といちゃついてるとこなんか見たくないネ!!」
「俺だって、中身が高杉だってわかってて一緒になんか居たくねェ。」
「そんなん俺もだ。なにが好きでお前といなきゃなんねェンだよ。ごめんだぜ。」
「とりあえずどうするか考えるネ…」
それから3人であーだこーだはなした。でも結論は出なかった。まあ、出るとも思ってなかったけど。
やっぱり
「ここは銀ちゃんしかないアルヨ。」
「「だな……」」
珍しくハモった二人はさておき、銀ちゃんを起こしに行くことにした。
「銀ちゃぁーん。起きてヨ。」
「んあ?んで高杉がここにいるんだよ。」
「その事なんだけど、ちょっと大変なのヨ。外に出てほしいアル」
普通に話してもその人っぽくしゃべれるらしい。だから銀ちゃんは、私だって気付いてない。
「んだよー。ねみーよ。」とかぶつぶつ言ってる銀ちゃんを外まで連れ出した。
「あ、旦…先生。」
「よぉ。」
「あれ?神楽いるじゃん。なんでお前起こしにこねーの?」
「あ、そのこと、今から話すヨ。」
それから、3人で銀ちゃんに説明した。
私、神楽が朝起きたら高杉になっていて、逆に高杉が神楽になっていたこと。
話すとどうやらその人のように話せるらしいこと。
どうしてなったのか、どうしたら治るのかわからないこと。
総悟とはどうしたらいいのかわからないということ。
さほど銀ちゃんは驚かなかったがうなった。
「どうしたらって言われてもなぁ……。学校休むしかないんじゃねェの?」
「「「あ……」」」
「なに、お前らまさか、気づいてなかったの。」
「「「なっ何言ってんだ、気付いてたに決まってんだろコノヤロ―。」」」
まあ、気付いてなかったのはバレバレだったと思う。
でも
「3人で学校休んで大丈夫なんですかぃ?」
それだ。絶対不審に思われるに決まっている。
「まあ、いいんじゃねぇ??俺がうまくごまかしとくよ。」
「まじでかぁぁー!!銀ちゃんありがとうある!!」
「おい神楽。銀ちゃんって言うな。高杉に言われてるみたいでキモいから。」
「んだとこらぁ。」
「あ、高杉は普通に喋ってな。」
「あ、それより先生。学校行かなくて大丈夫ですかぃ??そろそろ7:30ですぜぃ。」
「まじっ!?やばい!!おまえら!!きょうは、高杉か沖田んちに行け!!じゃーな」
「あ、ちょ、ぎんちゃぁん」
いっちゃった。高杉と総悟んちか。そんなの絶対総悟んちがいい。
「総悟―、お前んちいっちゃだめか?」
「おらぁ別にいいが。高杉はどうでぃ。」
「俺もかまわねぇ。」
「よし。じゃあ、ついてきなせぇ。」
「「おぅ\うん」」
しばらく歩き、総悟の家に到着した。
「入ってくだせぇ。汚ねぇが。」
「おじゃましますネ。」
私まだ眠い。ねようかな?
「総悟。眠いからねていいカ?」
「「はぁ!?」」
「何でハモるネ。」
「だめにきまってまさぁ!!おめぇ、襲われてェのか!!」
「おっおおおおお、襲う…?」
「そう。だめでぃ。」
「でも…眠…ぃ…アル……」
そして私は寝たらしい。
沖田side
マジで寝やがった。
あ、いいこと思いついた。俺らも寝たらいいんだよ。
「おい高杉俺らも寝るぞ。そしたら変な気も起きねェと思いやすが。」
「ああ、そうするか。」
高杉の容姿をした神楽を俺のベットに。神楽の容姿の高杉とおれは、リビングのソファーで。
横になるとすぐに寝てしまった
「おい…おきろヨ。」
んぁ?この話し方…神楽の容姿の高杉か…
「なんでぃ高杉。今何時だよ。」
「ねぼけんなよ。神楽アル。真正銘の神楽ネ。」
「はあ?」
ずいぶんと寝たらしい。外は結構暗かった。
ソファーに寝ていたのは高杉だった。ん?
「元に戻ったってことかぃ?」
「そうみたいネ。寝たら戻ったみたいアル。でも、おまえ、鏡見てこいよ。」
「あ?なんだってんでぃ。」
不思議に思いながらも洗面所へと向かった。向かう途中、だれかになっているのか?と考えた。
土方?近藤さん?先生?お妙さん?
鏡をのぞいたそこにいたのは……おれ。間違いなく俺だった。……がしかし
「んじゃこりゃぁ!!どうなってんでぃ!!頭の上のとこしか映ってねぇぞ!…うわっ」
突然目線が高くなったと思ったら後ろから来ていたらしい神楽に抱きあげられてやっと体全体が見えた。
「なんで……。ちっちゃくなってるんでさァ。」
「わかんないアル。私と高杉みたいなもんじゃないカ?幸い、お前は独り暮らしネ。
それから、ここはお前んちアル。わたしはここに泊ってお前の手伝いするヨ。銀ちゃんなら分かってくれるはずネ。」
「はぁ?なにいってんでぃ。」