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THWリレー小説 ~仁義なき麻雀戦争 千葉 VS 埼玉~

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THWリレー小説 〜仁義なき麻雀戦争 千葉 VS 埼玉〜

2011.02.11開始

(碧風ターン)
ここは,埼玉と千葉の国境。
そこの特設闘技場は,異様な熱気に包まれていた。
ワアアアアアアアッ!!!
ギャラリーの罵声とも声援ともつかない,怒号のような声が鳴り響く。

「埼玉――!!絶対勝てよーーーー!!」
「シャック様〜〜!!沢庵様〜〜〜!!」

うねるような熱気の中,闘技場の中央に数名の男女が居た。
そして,真ん中には・・・
麻雀卓。
最新式全自動式麻雀卓,ワンセット800万円という豪華な麻雀卓だ。

「お待たせいたしました!ただいまより,千葉VS埼玉,麻雀闘技戦を開催いたします!」

ワアアアアアアアアッ!!!!と,また,ギャラリー達が盛り上がる。

そう。
これは。
千葉VS埼玉の麻雀団体戦。
今,その火蓋が切って落とされようとしていた。

(めいみターン)
「司会はこの俺、亜雁がつとめるぜいっ!!いつもはザビ隊長命だがっ、あえての中立、涙を飲んで中立だぁっ!!」

短髪の、ヤケにノリノリな司会者がマイクをかかげる。

「ワァァァァー!!」

会場は、まさにハイボルテージ!!

ライトアップされた麻雀卓の置かれた場所は、なぜかプロレスの、リングの上だった。

(しゃっくターン)
ロープをくぐり、リング上へと現れる四人の男女。

「ここで選手の紹介だぁぁぁ!!!! まずは埼玉代表!……攻特隊のイカした男、ザビ愛は攻特隊一か?。碧風ぁぁぁぁ!」

ワァァァァ!!!!
埼玉サイドはさらに高揚する「あおかさ〜ん!!!!」「あおかファイト〜!!」

「同じく埼玉代表!……静かなる攻特隊のエロ仙人。天〜!!!!!!」

「てんてん頑張れ〜!」
「旦那様ぁぁぁ!」


「次は千葉代表だぁぁぁ!!……千葉を束ねる若きウインナー。シャック!!!!!」

うぉぉぉぉぉ!!!
千葉サイドも、埼玉に負けず劣らずテンションが高い。

「しゃっくーん!!!」
「シャック様ぁぁ!!」
「同じく千葉代表………千葉を裏で支える漬物、出るかオカマの裏人格。たくあ〜ん!!!!」

「たくあんキター!!!!」
「たくあんやっちまえ〜!!!!」

「また、埼玉には臨時の代打ち人がいるぜ!…脱ぎに関しては天下一品。千〜鶴!!!!!!」

きゃぁぁぁぁぁ!!!

選手達の紹介を終え、会場のボルテージはMAXだ。

(千鶴ターン)
ワァアアアアアアア!!
ウォオオオオ!!
キャァアアアアアア!!!

大歓声に包まれる会場の中、リングの上で観客にファンサービスをする選手

「さぁああああ!盛り上がって来たところでここでルールの説明だぁああ!!」

ワァアアアアアアア!!

「ルールは簡単♪半荘を10回やって、最後のトータル得点が高い国家の勝ちだぁあああ!!」

ワァアアアアアアア!

「さ・ら・に!今回は特別ルールも導入!!フリコミをしたモノはその場でいったぁあああいお仕置きが待ってるので覚悟しなぁあああ!!!勿論、お仕置き内容はその時のお楽しみだぁああああああ!!!」

ワァアアアアアアア!

司会が説明が終わると同じに、リングの中央にある卓に向かう選手、埼玉はどうやらアオカ、天が最初に打つようだ

千鶴タオルを首に掛け、某眼帯おっさんが、力石のアッパーがジョーの頬をかすめた時のような表情で、リングの片隅でアオカと天を見つめる…

「立て!立つんだジョォオオオオ!!」

「元々立ってるんだけどなぁ」
「千鶴さんwwww」
苦笑する天に失笑するアオカ

千鶴は思った、ツッコミキャラいないじゃん

そんな事を考えてる内にいつの間にか席が決まり、牌が卓に並べられていた
親は千葉オカマ沢庵から、シャック、アオカ、天の順だった

ワァアアアアアアア!!
ウォオオオオ!!
キャァアアアアアア!!!

盛り上がる会場、一人リングの片隅でツッコミを待つ千鶴、煽りを入れる司会

今ここに、お国の為を建前に、互いのプライドをかけた闘いが始まるのだった!!!

(碧風ターン)
「碧風。今日こそ,長年の恨み,はらさせてもらうぜ!!」
沢庵が,そう言いながら,ボタンを押し,サイを振る。
「雀○門の,恨み,今,ここに!!!!」
カラカラカラカラ・・・・!!
「さぁ!!サイは投げられましたあああ!!」
大げさなMCが,さらに会場のテンションを上げる。
ガシャンガシャンガシャン
自動卓によって,牌が積み上げられていく。
東一局,開始だ。
起家は沢庵。
南家 しゃっく,西家 碧風,北家 天。
「・・・俺,起家苦手なんだよなぁ」
なんて,沢庵はニヤリと笑いながら言う。
フェイクか?
・・・いや。
碧風は知っていた。
こいつ,マジ,起家ダメだよなwwwwwwwwww
これは幸先が良い。
チャンスな気がする。
内心,ほくそ笑む碧風。
そこへ,天がボソボソと碧風にささやく。
「碧風」
「ん?なんすか」
「この席順,チャンスだ」
「そうっすよね,俺もそう思ってたとこです」
「・・・よし。アレを使うぞ。エレベーターだ。」
「・・・は??」
思いもしない言葉に,驚きつつも,表面は平静を装い,ツモと打牌を繰り返す。
ドラは北。
流石に,各国代表なだけある。
打牌は実に四人ともスムーズだ。
「・・・もしかして,天さん」
「え?違うのか?」
「・・・イカサマ,使う気ですか・・・!」
「当たり前だろ。この勝負,絶対に勝たないといけない。それはお前もわかっているだろう?」
「・・・そりゃ,まぁ,そうですけど・・・」
この勝負は負けられないと,碧風は強く思っている。
それは,間違いない。
「だからって・・・!」
「席順的に,隣同士ってのは,イカサマしてくださいってなもんだろ?」
「・・・わかりましたよ。従いますよ,参謀様」
「よし。合図送るから,見逃すなよ?」
ニヤリと不敵に天は笑う。

その様子を,見逃さない千葉勢ではなかった・・・・・

(しゃっくターン)
チャッ… チャッ…

黙々と対局は続く。
「ポン!」
たくあんが宣言し、しゃっくの捨てた?を鳴く。

たくあんが何を捨てるか考えている最中、天は碧風にウインクする。

合図だ…


碧風はエレベーターの準備を…
「おい!」
しゃっくが声をあげる。

「てんてん…その左手を外してみな?」

なんと、イカサマがバレた。


ザワ…ザワ…
「おーっと!!!!!!ここで埼玉代表、天がイカサマだぁぁぁ!!!!」

千葉サイドは熱狂、埼玉サイドはそれとは正反対である。


「対戦規定により、天選手には退場して頂きます!!!!…天選手の位置には…埼玉の脱ぎ師、千鶴が入ります。

「千鶴さーん!!!!頑張ってぇ!!!」
「千鶴ぅぅぅ!!!」


徐々に会場も落ち着いてきたところで、対局を再開する。


チャッ…チャッ…チャッ…

「あ〜…暑いわぁこの服」

そう言うや否や、千鶴は上着を脱ぎ捨て、下着姿になる。


(千鶴ターン)

良いぞぉおおお!
ピューピュー!
ちずるぅうううううう!!

などの歓声が会場に響きわたる

「せっかくの晴れ舞台なのでオニューのランジェリーですw」

千鶴の下着姿にシャックは釘漬け