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THWリレー小説 ~仁義なき麻雀戦争 千葉 VS 埼玉~

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「いやいやいや、麻雀対決だから、コレ…」




(ノスリ、洗ったパンツが乾かなかったのねwww)

状況を冷静に分析する千鶴。

昇天ポーズを合間に入れながら、意外と真面目に牌を積む魚屋。(答えはスッキリしているから。)

「マスカット味なテンガww」

その味を評価するしゃっく。

「そう簡単にあがらせないっチャブル」

目力が増していく沢庵。


VIP室から連れ出されたものの、意識が朦朧としているザビ。

「…ノ…スリ…それ…洗いきれて…な…いw」


会場は、まさに戦場と化していた…。




ただ、コレだけは言える。
リング上はヌルヌルとしていた。


(しゃっくターン)

現在 半荘9回戦

戦いも終盤に差し掛かりつつあるが、 卓上ではまったくそんな気配がなかった。

「ぬ、貴様なかなかのマッスルだな!」
ザビを脇に抱えたノスリは魚屋に言い放つ。対する魚屋も

「貴様…なんというテカリ!さては、その筋の男優か!?」


「おぉーっと!仮面Xは男優だったのかぁ!」
もはや興奮のボルテージがMAXでまともに解説をしていない亜雁

(もはや麻雀ではない…アハハ) 天は半分呆れ顔である。

「ヒーハー!!!二人ともなかなかのフランクをもってるッタッチャブル!」

「レロレロレロレロレロレロハァハァ(´Д`)」

「フハハハ…退けい!そこの舌男! マッスル勝負を売られて買わない俺ではない!」

そう言うとノス…仮面せっく…じゃない仮面えっく…もうノスリでいいや は颯爽とシャックをリングから投げる。

「ふぎゃっ」
情けない声を出して尻餅をつくシャック

それを尻目に、ノスリは魚屋と相対した。

(果たしてこの男…麻雀できるのか?…)
その時イワンコフはそんなことを思っていた。


(碧風ターン)
カチャッ,タン・・・カチャッ・・・タン・・・・

卓上では,黙々と闘牌が続けられている。
そう。
もう半荘も9回戦なのだから,そろそろ勝負時だ。
だが。
そんな理由ではなかった。
魚屋の対面にノスリ。
その二人の視線はずっと絡まりっぱなしだ。
(いつだ・・・いつはじまるんだ・・・)
(筋肉対決・・・対決したい・・・)
バチバチバチっと,熱い視線が絡まる。

「ロン!!」
その時,魚屋の捨てた牌を目にしたノスリが高らかに叫ぶ。
パタッ
倒した手牌は,バラバラだったww
チョンボー!!!
「ちょww お前www 麻雀知ってるのかww」
「いやまったく!!」
声をかけた沢庵の方を全く見ずに答えるノスリw
「ほー,チョンボとはいい度胸だなw」
魚屋はキランと目を光らせてノスリをみやる。
(これは・・・はじまるわね)
千鶴はもうあきらめ顔だ。
「そのチョンボ,点棒ではないもので支払ってもらおうか!!」
バリバリッ!
音を立てて魚屋が服を脱ぎすて,卓上に片足をかける。
「おうよ!対決で負けた方がチョンボ分を支払うってのはどうだ!!」
ノスリも片足を卓上にかけ,マッスルポーズを決める。

「はああぁああぁああぁああ!!!」
「うあはぁあぁあぁあああぁあ!!!」

・・・卓上は,みるみるうちに熱気につつまれていく・・・・

「あら,TEN○Aかわいちゃったわねw」
ペロっと乾きかけのT○NGAを舐めて,千鶴が妖艶にほほ笑んだ・・・