愛と友の修羅場 2
ぎゅるるるるるぅ~~~~…
コレットのお腹の音が響く。
朝ごはんも食べづ、もう12時だ。
「わぁ~コレットちゃん…お腹減ってるの?」
邦枝がコレットの顔を覗き込みながら優しく訊く。
「全然…へってませんけどーーー!!!」
コレットには邦枝の優しい言葉はわざとらしく聞こえたようだ。
しかも男鹿の前で邦枝の言いなりになるわけいかない、という気持ちていうかプライドが
許せなかったのだ。
「ふはははは!意地張ってないで食べようよ~!」
そこで間に入ってきて古市が笑いながらへらへらわざとらしくコレットに甘える。
「んー…俺も腹減った。正直色々あって飯くってきてねぇ。」
「え!本当!!私もなの~奇遇ね~運命ね~えへへ~!!」
コレットが古市を無視して男鹿の言葉に反応する。
「じゃあ、どっか食いにいくか?」
ちょこっと首をかしげる男鹿にコレットは
「うん!いこいこ!おしゃれでかわいくてきれいなとこがいいな~!!」
自分の欲望(?)を言ってしまった。
ハ!とコレットはやばいと思って額に冷やさせがたらりとたれる。
「あ…いや、みんなでいければどこでもいいの!ごめんね…一人で盛り上がっちゃって!!
あははははは!!」
両手を前で振ってあせるコレットをずっと見ている古市。
古市が二人の間に
「コレットも可愛いところあんだな」
と、頭をポンっと叩いて先に歩いていった。
それに驚くコレット。コレット以上に驚く男鹿。
「…古市…お前もしかして…」
ぼそっと男鹿がいうと、
「ん?男鹿?どうしたの…?古市は絶対私をからかってるだけだよ!!どうせ
女だったら誰でもいいにきまってるよ!!も~…そういうのいやだよね~!!」
「あぁ、そだうだな。あいつだもんな。」
(なんだ…そうだよな古市は女だったら誰でもいいんだよな。
なに俺勘違いしてるんだろう!!)
「ほら、二人とも早くいくよ~!」
少し前にいる邦枝が二人に声をかける。
二人は、返事して邦枝のところに走って駆けつけた。
邦枝についていった結果…
ファミレスがあったのでそこに入って昼食をとることにした。
4人は真ん中のらへんの席に腰をかける。
もちろん邦枝とコレットは女同士だから隣だ。
「むぅ~…全部おいしそう…」
メニューを見てコレットは興奮し始めた。
そこで、コレットも妄想スイッチがOFFからONに変わった。
(ぬああああん!!私の目の前は男鹿!!ていうことは…ていうことはぁ!!!
ラブラブあ~ん♥できちゃうんじゃない?これ?チャンス!?…例えば~…
『コレット、あ~ん』『あ~~~ん…パク!ぅぅ~!!おいしい!!』
『お前は本当おいしそうに食べるよな~…犯したくなっちゃう☆』
『まぁ、ちょ!ばかぁ///みんながいるなかでそんなこといわないでよぉ~…もぉ!
辰巳のばぁか♥』なんてね…えへへへ・・・へへ・・・ふへへへへ・・・)
コレットはかなりにやけていた。
目の前にいる男鹿がそれを見て、
「なんだ?腹が減りすぎて変な風になっちまったか?」
右腕の肘をテーブルにつきながら笑っていう。
「は!いや、その!ち、違うの!違うの違うの!全くもって変なことは考えてないの!」
コレットの顔は一気に真っ赤になる。
(やばい…男鹿に変な顔見られてた!?もぉおお~~~!いやぁあん!!)
と、心の中で騒いでいた。
4人は食べ終えファミレスを出る。
「で、何のために私を呼んだの?」
古市にコレットは真顔で聞く。
「ん?暇だからだよ。ただそれだけ~」
ニコニコする古市の顔を見てコレットはいらっときたらしく、
古市の足をダスッ!と踏んづける。
「うわつ!痛っ!!な、なにすんだよ~!!どうせ、お前も暇だったんだろ!?」
泣き目の古市がコレットに対抗して言う。
「なによおお!!せっかくいい夢みてお目覚めだったのにぃぃぃ!!
朝からあんたの声を聞かされるこっちの気持ちも考えてよね!!」
「…だから、それを考えてちゃんと11時に電話しただろ!!」
「ハッ!!!そうか!!!古市ごめん。」
意外と素直なコレット。それをみて古市はかなりびっくりする。
いつもなら「だからなによ!」とかいってごまかすのに…
「おまえ…意外と素直だな…」
「ふっ!当たり前でしょ!!私は素直な乙女ですーだ!で、次どこ行くのー?」
表情を変えて男鹿にコレットが訊く。
「あぁ?俺も正直変な夢みて、起きたばっかりに古市からメール来たから
何のためにここにきたのかわからないんだよ。」
頭をかきながら困った様子でコレットに言う。
そのときコレットはひとつ思った。
男鹿と同じ夢を見てたら…と。でも、すぐにありえないと思い
おもいっきり首を振るう。
こんなのどうせコレットの妄想にすぎない。
「じゃあさぁ、せっかくきたんだし…修学旅行の下見に行かない?」
古市がみんなのいうが
「でも、私は学年が違うから…」
邦枝が悲しくいうと、
「でも、ほら?いけない分いま楽しもうよ!」
「ちょっとまって、修学旅行って確かアルタミラだよね?」
そう、アルタミラ。そこは夢の国のように海もあり遊園地もあり豪華ホテルもある。
しかも恋する乙女のためのあるような大橋。そこの大橋に夜好きな人といくと
その恋が叶うといわれている。
「おい、いくらなんでも古市…遠くないか?」
だいたいここから電車で2時間というよころだ。
そんな遠いところいけるわけがない。
「いや、アルタミラいったら楽しみなくなるから、この街に遊園地あるでしょ?
そこいかない?」
考えてみれば街のちょっと行ったところに遊園地がある。
アルタミラほどでわないが、それなりにきれいで遊具が豊富な遊園地だ。
「おぉー!!いいねぇ!!いきたいなぁ~!」
両手をあわせて飛び上がるコレット。
「そ、そうだね…!このメンバーで行ってみたいな~!」
邦枝もすごく行きたそうだ。
でもただ一人気が乗らない男鹿。なぜだろうか、元気がないというか顔をしかめている。
「男鹿は?」
古市が男鹿の表情を無視してみんなと同じように訊く。
「……行く。」
男鹿が答えるまでに間があいた。
男鹿はその短い間で何かを考えていたのだ…
「おお…こんな素敵なところがこの街にあったなんて…」
コレットが遊園地をみて関心していた。
「あー!コレットちゃん知ってる?あの観覧車で~…」
邦枝が大きな観覧車を指差してこのまま話を続ける。
「キスすると、一生結ばれるんだって!本当かなー?」
「のぁ!?」
コレットは驚きちらっと男鹿の顔を見る。
もしかしたら邦枝は男鹿の唇を狙っているのかもしれない…
コレットの胸がざわついてきた。
「試してみようかな…」
男鹿の隣でボソッと古市が言う。女子には聞こえていないみたいだ。
「は!?何を!?」
男鹿は驚きがばっと古市のほうを向く。
「キス…」
「…だ、誰に!?」
おそるおそる訊く男鹿は緊張しているようだ。
「…なんてな!俺が邦枝先輩やコレットを好きになるわけないよ!
なに男鹿本気にしてんだ?もしかしてお前どっちかが好きとか…?」
「んなわけ…って、お前知ってるだろ?俺の気になってるやつ…。」
「あー!そっかそっか、忘れてた!そうだったね!あははーごめんよーーー!」
いかにもわざとらしい古市。
コレットのお腹の音が響く。
朝ごはんも食べづ、もう12時だ。
「わぁ~コレットちゃん…お腹減ってるの?」
邦枝がコレットの顔を覗き込みながら優しく訊く。
「全然…へってませんけどーーー!!!」
コレットには邦枝の優しい言葉はわざとらしく聞こえたようだ。
しかも男鹿の前で邦枝の言いなりになるわけいかない、という気持ちていうかプライドが
許せなかったのだ。
「ふはははは!意地張ってないで食べようよ~!」
そこで間に入ってきて古市が笑いながらへらへらわざとらしくコレットに甘える。
「んー…俺も腹減った。正直色々あって飯くってきてねぇ。」
「え!本当!!私もなの~奇遇ね~運命ね~えへへ~!!」
コレットが古市を無視して男鹿の言葉に反応する。
「じゃあ、どっか食いにいくか?」
ちょこっと首をかしげる男鹿にコレットは
「うん!いこいこ!おしゃれでかわいくてきれいなとこがいいな~!!」
自分の欲望(?)を言ってしまった。
ハ!とコレットはやばいと思って額に冷やさせがたらりとたれる。
「あ…いや、みんなでいければどこでもいいの!ごめんね…一人で盛り上がっちゃって!!
あははははは!!」
両手を前で振ってあせるコレットをずっと見ている古市。
古市が二人の間に
「コレットも可愛いところあんだな」
と、頭をポンっと叩いて先に歩いていった。
それに驚くコレット。コレット以上に驚く男鹿。
「…古市…お前もしかして…」
ぼそっと男鹿がいうと、
「ん?男鹿?どうしたの…?古市は絶対私をからかってるだけだよ!!どうせ
女だったら誰でもいいにきまってるよ!!も~…そういうのいやだよね~!!」
「あぁ、そだうだな。あいつだもんな。」
(なんだ…そうだよな古市は女だったら誰でもいいんだよな。
なに俺勘違いしてるんだろう!!)
「ほら、二人とも早くいくよ~!」
少し前にいる邦枝が二人に声をかける。
二人は、返事して邦枝のところに走って駆けつけた。
邦枝についていった結果…
ファミレスがあったのでそこに入って昼食をとることにした。
4人は真ん中のらへんの席に腰をかける。
もちろん邦枝とコレットは女同士だから隣だ。
「むぅ~…全部おいしそう…」
メニューを見てコレットは興奮し始めた。
そこで、コレットも妄想スイッチがOFFからONに変わった。
(ぬああああん!!私の目の前は男鹿!!ていうことは…ていうことはぁ!!!
ラブラブあ~ん♥できちゃうんじゃない?これ?チャンス!?…例えば~…
『コレット、あ~ん』『あ~~~ん…パク!ぅぅ~!!おいしい!!』
『お前は本当おいしそうに食べるよな~…犯したくなっちゃう☆』
『まぁ、ちょ!ばかぁ///みんながいるなかでそんなこといわないでよぉ~…もぉ!
辰巳のばぁか♥』なんてね…えへへへ・・・へへ・・・ふへへへへ・・・)
コレットはかなりにやけていた。
目の前にいる男鹿がそれを見て、
「なんだ?腹が減りすぎて変な風になっちまったか?」
右腕の肘をテーブルにつきながら笑っていう。
「は!いや、その!ち、違うの!違うの違うの!全くもって変なことは考えてないの!」
コレットの顔は一気に真っ赤になる。
(やばい…男鹿に変な顔見られてた!?もぉおお~~~!いやぁあん!!)
と、心の中で騒いでいた。
4人は食べ終えファミレスを出る。
「で、何のために私を呼んだの?」
古市にコレットは真顔で聞く。
「ん?暇だからだよ。ただそれだけ~」
ニコニコする古市の顔を見てコレットはいらっときたらしく、
古市の足をダスッ!と踏んづける。
「うわつ!痛っ!!な、なにすんだよ~!!どうせ、お前も暇だったんだろ!?」
泣き目の古市がコレットに対抗して言う。
「なによおお!!せっかくいい夢みてお目覚めだったのにぃぃぃ!!
朝からあんたの声を聞かされるこっちの気持ちも考えてよね!!」
「…だから、それを考えてちゃんと11時に電話しただろ!!」
「ハッ!!!そうか!!!古市ごめん。」
意外と素直なコレット。それをみて古市はかなりびっくりする。
いつもなら「だからなによ!」とかいってごまかすのに…
「おまえ…意外と素直だな…」
「ふっ!当たり前でしょ!!私は素直な乙女ですーだ!で、次どこ行くのー?」
表情を変えて男鹿にコレットが訊く。
「あぁ?俺も正直変な夢みて、起きたばっかりに古市からメール来たから
何のためにここにきたのかわからないんだよ。」
頭をかきながら困った様子でコレットに言う。
そのときコレットはひとつ思った。
男鹿と同じ夢を見てたら…と。でも、すぐにありえないと思い
おもいっきり首を振るう。
こんなのどうせコレットの妄想にすぎない。
「じゃあさぁ、せっかくきたんだし…修学旅行の下見に行かない?」
古市がみんなのいうが
「でも、私は学年が違うから…」
邦枝が悲しくいうと、
「でも、ほら?いけない分いま楽しもうよ!」
「ちょっとまって、修学旅行って確かアルタミラだよね?」
そう、アルタミラ。そこは夢の国のように海もあり遊園地もあり豪華ホテルもある。
しかも恋する乙女のためのあるような大橋。そこの大橋に夜好きな人といくと
その恋が叶うといわれている。
「おい、いくらなんでも古市…遠くないか?」
だいたいここから電車で2時間というよころだ。
そんな遠いところいけるわけがない。
「いや、アルタミラいったら楽しみなくなるから、この街に遊園地あるでしょ?
そこいかない?」
考えてみれば街のちょっと行ったところに遊園地がある。
アルタミラほどでわないが、それなりにきれいで遊具が豊富な遊園地だ。
「おぉー!!いいねぇ!!いきたいなぁ~!」
両手をあわせて飛び上がるコレット。
「そ、そうだね…!このメンバーで行ってみたいな~!」
邦枝もすごく行きたそうだ。
でもただ一人気が乗らない男鹿。なぜだろうか、元気がないというか顔をしかめている。
「男鹿は?」
古市が男鹿の表情を無視してみんなと同じように訊く。
「……行く。」
男鹿が答えるまでに間があいた。
男鹿はその短い間で何かを考えていたのだ…
「おお…こんな素敵なところがこの街にあったなんて…」
コレットが遊園地をみて関心していた。
「あー!コレットちゃん知ってる?あの観覧車で~…」
邦枝が大きな観覧車を指差してこのまま話を続ける。
「キスすると、一生結ばれるんだって!本当かなー?」
「のぁ!?」
コレットは驚きちらっと男鹿の顔を見る。
もしかしたら邦枝は男鹿の唇を狙っているのかもしれない…
コレットの胸がざわついてきた。
「試してみようかな…」
男鹿の隣でボソッと古市が言う。女子には聞こえていないみたいだ。
「は!?何を!?」
男鹿は驚きがばっと古市のほうを向く。
「キス…」
「…だ、誰に!?」
おそるおそる訊く男鹿は緊張しているようだ。
「…なんてな!俺が邦枝先輩やコレットを好きになるわけないよ!
なに男鹿本気にしてんだ?もしかしてお前どっちかが好きとか…?」
「んなわけ…って、お前知ってるだろ?俺の気になってるやつ…。」
「あー!そっかそっか、忘れてた!そうだったね!あははーごめんよーーー!」
いかにもわざとらしい古市。