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葉月しおん
葉月しおん
novelistID. 28858
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序章・英雄、ミッドチルダに降臨す 2

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3.家康と機動六課・前編



 家康達が移動している途中、管理局の職員や騒動を聞いて駆けつけた野次馬も居て、大勢の人だかりで現場は賑やかになっていた。
 その中に赤い髪で三つ編みの少女・機動六課スターズ分隊副隊長のヴィータは念話を耳に傾ける。

『あ? 次元漂流者らしい奴を確保した?』
『えぇ、魔導士ではありませんが、一撃で多くのガシェットドローンを一掃したほどの戦闘能力を持っていて、とても民間人とは思えないんです』
『は!? 一撃でガシェットドローンを一掃だって!? 質量兵器を使ってやったんじゃねぇよな!?』
『いえ……信じられないと思われますが、それが素手で一掃したんです』
「な……何ぃ!? それマジかよ!? 素手で一掃しただぁ!?」

 ティアナの発言に衝撃を受けて思わず声を荒らげてしまう。ヴィータの声を聞いた時空管理局の職員や確保された他の民間人はヴィータに視線を送る。慌ててヴィータは車の裏に周り、ティアナにその次元漂流者が倒したガシェットドローンの説明をした。表情はしかめっ面のまま。

『一体どんな奴なんだ? いくらAMFが魔法を使わない攻撃が無意味とはいえ、相手は戦闘の質量兵器だぞ。魔法を使わない人間が素手で倒せるわけねえだろ』
『そのことは後で説明します。本当に見ましたので』
『わかった。とりあえずその次元漂流者を連れてこい。そいつについてびっちり尋問してやるからな』
『はい!』