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如月ヒメリ
如月ヒメリ
novelistID. 13058
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「好きだと思った」

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黄黒


好きだと思った。白い肌も、小柄な身体も、細い腕も、全部ぜんぶ。
特に好きだったその眼は、いつも別の場所を見ていて。
叶わないことだと知っていた。知っていても確かめずにはいられなかった。
困った顔の彼は、自分のことなど見てなどいなくて。
自分じゃなくていいと思った。彼が幸せなら、それでいいと思った。
――黒子っちが幸せなら、それで。
作品名:「好きだと思った」 作家名:如月ヒメリ