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日向 悠一郎
日向 悠一郎
novelistID. 25827
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二人の気持ち~続編~

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いつもではあり得ないような態度に秋丸は驚きながらも今度は優しく榛名を抱きしめた
抱きしめられた方の榛名は秋丸の胸に顔をうずめる
「俺にはお前が本当に俺の事が好きなのか分かんねぇ・・・」
かろうじて聞き取れるような小声で榛名が言った
「俺は榛名のことが好きだよ?知ってるだろ??」
「知ってるさ、でも不安になるんだ・・・・・・」
「榛名・・・」
「俺たちは男だろ、だから――・・・」
――榛名に言いたい事はよく分かるよ
男同士だと周りから反対されるし変な目で見られると思う。お互い女と付き合う事になるかもしれない、そんな思いが秋丸の頭をよぎる
「関係ないよ、俺は榛名だけが好きだ」
「秋丸・・・」
泣きそうな顔で榛名が見る
「俺は周りに何を言われようが、榛名が誰を好きになろうが関係ない。俺は榛名が好きだ、だから絶対手放したりしない。ずっとずっと好きだから・・・」
思っている事を隠さずに話した秋丸は顔を赤らめ俯いた
――あぁぁ!!何言ってんだ俺!・・・恥ずかしい・・・・・・
心の中で叫ぶが言ってしまった後なのですでに遅い
「秋丸・・・サンキューな」
「・・・・・・どういたしまして」

顔を見合わせ微笑む二人












「ちょっ!!榛名何すんのっ!!?」
甘い空気にのまれていた中、榛名が秋丸をベットに押し倒した。

「んー?何ってセックS・・・」
「わ――――!!!!!何言ってるんだよ馬鹿――――っ!!!!!!」
何を言おうとしたのか気づいた秋丸は慌てて榛名の口を塞ぐ

「へぇ、はなへ!」
口を塞がれた榛名が声を上げた
「そっその前にお前が俺を離せ!!」
口を塞いだ手とは反対の手で自分の腰に周る榛名の手を叩く

「ひひゃだっひゅーの」
「なっ・・・おまひゃぁっ!!!!!?」
息苦しかったのか口をふさいでいた秋丸の手を榛名がベロリと舐めた。

「ふはっ・・・顏真っ赤」
「~~っ!!馬鹿っ!!!」
舐められた手を服でこすりながら榛名を睨む。

「おい」
「なっ何?」

「煽んなよ」
「・・・・・・・・・・・・はァ?」