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刹那、龍介が重そうに口を開いた
「…俺は…T3ガイアメモリの機能を永遠に停止させることができるメモリを持っている」
「なんだよ、それ…」
翔太郎は訝しそうに訊いた
「…これさ」
龍介は、言葉とともにメモリを出した
色は黒
端子は赤
イニシャルの意表は「G」
龍介はそのボタンを押した
『God』
「…神の…メモリだ」