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無未河 大智/TTjr
無未河 大智/TTjr
novelistID. 26082
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仮面ライダーW episode Dragoon

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最終話 さらばG/ドラグーンよ、永遠に…



「…このままでは埒が明かん!」
照井は苦戦していた
もちろん相手の能力にではなく、相手の数に
「仕方ない…」
照井はあるものを出した
それは、銀色の物体だ
そう
オリジナルのガイアメモリ強化アダプターだ
そしてアクセルメモリを抜き、アダプターを接続する
『Accel Upgrade』
それをドライバーに挿す
『Booster』
アクセルの装甲が黄色く変わり、軽量化され、足や背中にあったタイヤの代わりにバーニアが現れる
そしてメットのシールド部分にシャッターが下りる
フォームチェンジが完了する
そう、アクセルブースターに
「さあ…振り切るぜ!!!」
アクセルは飛翔し、数あるマスカレイドたちを倒していく
そしてある程度倒してまわったところでエンジンブレードにエンジンメモリを挿し込む
『Engine MaximumDrive』
「はああぁぁぁ!!」
マスカレイドたちを切り裂いていく
そして全ての戦闘員たちが塵に還った
「左…フィリップ…龍介」
…大丈夫だろうか…あいつらは…

「ほう…なかなかやるではないか…」
「次はお前だ、オーシャン」
龍介は指をさし言った
「まあ、待て。今すぐ相手してやる」
そしてメモリを出す
『Ocean』
形状は純正メモリと同等なので、T3と思われる
そのメモリを男は腕に挿した
そして姿が変わる
「さあ、来い」
ちなみにゾーンドーパントはまだ健在だ
そしてWが攻撃を加える
しかし攻撃が外れる
Wの二人にはその意味が分かった
そう、ゾーンドーパントがオーシャンを動かしているのだ
「まずはゾーンを倒す必要があるね」
「そうだな」
そしてプリズムソードでゾーンに切りかかる
しかしやすやすと避けられる
さすが、としか言いようが無い
だが…
「行くよ、翔太郎」
「ああ」
ビッカーシールドにプリズムソードに収め、メモリを4本挿し込む
『Cyclone MaximumDrive』
『Heat MaximumDrive』
『Luna MaximumDrive』
『Joker MaximumDrive』
シールドのレバーを引く
「「ビッカーファイナリュージョン」」
7色のレーザーがゾーンを射抜く
そしてドーパントからメモリが排出された
「さあ、後はお前だけだ」
そういうなり、龍介はメモリを出した
黒くて、イニシャルが「G」のメモリ
そのメモリのボタンを押す
『God』
すると龍介の周りに、龍介の15本のメモリが現れ、ゴッドメモリに吸収された
そしてドライバーに挿入し、展開する
するとドラグーンは黒い装甲に包まれ、白い羽が生えた姿になった
そして羽が散る
「プリズムビッカー」
そう、つぶやいた
すると右手にプリズムビッカーが現れる
『Prism』
そのメモリのみをゴッドメモリから取り出し、プリズムビッカーに挿し込む
ちなみにこの盾と剣は、元々の物よりももっとくすんでいる
「行くぜ」
そして切り裂いていく
オーシャンは、成すすべなく攻撃を受けるのみだ
それでも攻撃をやめない
そしてプリズムメモリを抜き、盾と剣を捨てる
メモリをゴッドメモリに戻し、そのゴッドメモリ自体を抜く
その時、テラーとゾーンのメモリの持ち主が意識を取り戻してメモリを挿そうとしていた
しかしかまうことなく龍介はドライバーのスロットにメモリを挿した
『God MaximumDrive』
刹那、その二人のメモリに電撃が走り、挿そうとしても機能しなかった
「やった!」
しかしWは変身が解除されていない
「いや、まだだ!」
そして…
「「!!?」」
オーシャンも変身が解除されていなかった
「なぜだ、なぜメモリが停止しない!」
ちなみにすでにドラグーンは変身が解除されていた
「なぜかって?それは私のメモリがT2だからだよ」
オーシャンはすべてが分かっているように話した
「T2ガイアメモリは…確かすべてブレイクしたはず」
「だがな、T2オーシャンだけは残っていた。それを私が偶然拾い、そしていまここにある」
「そんな…」
あの時はサイクロンジョーカーゴールドエクストリームを使ってやっとブレイクできたのだ
それがまだ残っているとは…
「無理だ…もう」
「あきらめるのはまだ早いぜ、翔太郎」
「え?」
翔太郎は疑問じみた声で言った
「俺にはまだ、保険がある」
その手には白いメモリが握られていた
形状は純正
端子は青
そしてイニシャルは「E」
そのボタンを押す
『Eternal』
そのメモリに翔太郎とフィリップははっとした
「そのメモリ、どこで手に入れた?」
言うまでもない
大道克己が使っていたメモリなのだから…
「ああ、これは財団Xからシュラウドが盗み出して、それをもらったのさ。財団Xは、特別なメモリが故、複製しておいたんだろうよ」
そういうことか
翔太郎は内心そう思った
そして龍介はドライバーにメモリを挿し、展開する
変身が完了する
状態はブルーフレアだ
「そして…」
メモリをいったん抜き、この前作ったガイアメモリ強化アダプターを装着する
『Eternal Upgrade』
そして再度挿入、展開する
変身が完了する
「こうすると、このメモリはT2すら停止させることができる」
そしてエターナルエッジにメモリを挿した
『Eternal MaximumDrive』
刹那、オーシャンに電撃が走り、姿が元に戻った
そして同時にエターナルも変身が解除された
ちなみに今度もWは変身が解除されなかった
「なあ、なんで俺たちは変身が解除されないんだ?」
当然の疑問だ
前は完全に停止させられ、フィリップがエターナルメモリに介入することでやっと解除されたのだ
しかも今回の戦いはずっとT1を使っていた
「そりゃアダプターをつけると、メモリが強化され、特定のメモリのみを停止することができるようになるからだよ。だからオーシャンとエターナルを停止した」
「そういうことか」
そしてWは変身を解除した
「これでもう、お前は変身できないな…」
「ああ。まあ、でもいい経験になったけどな」
「そうか」

こうして、リクレイムに関する大半のことが解決した
まだ残っていることが一つ
実は、リクレイム残党がいる
T1の試作型を持っているやつが
そいつらはおいおい片付けていけば良いだろう
それよりも、龍介のことだ
やつはドライバーは持っているが、メモリを失った
機能しなくなったゴッドメモリはお守りにするそうだ
つまり、仮面ライダーに変身できなくなったということだ
しかしやつはこれでよかったと語っている
これ以上大きな力を使うとその力に飲み込まれかねない
そう言っていた
つまり、ドラグーンメモリの力はそれだけ強大だったということだ
しかし、これだけ頼りにしていた戦力が削がれるのはやはり厳しい
だが龍介が製作できるのはT3メモリのみ
それ以外の材料が無いらしい
だが、あえて言っておこう
彼もまた、仮面ライダーだったと

そして後日
「本当に行くのか?」
「ああ。母さんを大阪においてきてしまったし」
そう。この日龍介は、故郷である大阪に帰るのだ
「あ、うちのお母さんにもよろしく言っといて。こっちで楽しくやってるって」
「分かった…って、自分で連絡すりゃ良いじゃないか」