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【FY】詰め合わせ

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 恐ろしい笑みを浮かべながら恐ろしい事を口にするので、思わず両手が彼の手から離れた。携帯を求めてそのまま片手を翻すと、肩を竦めながら副都心が携帯を差し出してくる。
「つれない人ですね。ま、そこも好きですが」
「………お前どうしてそんな恥ずかしい訳、何つーかこう人として」
「仕方ないですよ、今日は先輩の開業日ですから」
 丸ノ内線のバイパスとして計画されて、走り出して、沢山の路線と接続して、馬鹿みたいに手の掛かる後輩を迎えて。
 振り返れば止め処ない思い出に思わずはにかみながら、有楽町はぐっと伸びて背筋を解している後輩の背中に向かって、「嘘吐け、お前はいつもこうだよ」と言い返した。

(20091030)
作品名:【FY】詰め合わせ 作家名:セミ子