新 三匹の子豚Ⅱ
昔むかし、ある小さな村に住んでいた三匹の子豚ブー・フー・ウーは、ハイキングに行くことにしました。
その日は朝早くに起きてみんなでお弁当作りです。
ブーは玉子焼きを作り、フーはウインナーを、ウーはせっせとおにぎりを作っていました。
「ムシャムシャ……」
ウーがふと気づくと、長兄のブーができたばかりの玉子焼きをムシャムシャと食べています。
「ブー兄さん、ダメだよ。玉子焼きを食べちゃ!」
少し怒って言いました。
「いや、ちょっと味見だよ」
ブーは澄ましてそう言います。
「じゃあ僕も……」
そう言うとフーまでウインナーをペロリ。
「もう! フー兄さんまで……。ダメじゃないか! ハイキングに行ってから食べるのがなくなっちゃうでしょ!」
ウーが怒ってじろっと睨みました。
「わかった。わかったよ」
そう言ってブーとフーが顔を見合わせました。
ようやくお弁当を作り終えると、三匹はそれぞれのお弁当をリュックに詰めて、村はずれのお花畑を目指して出発しました。
その日は朝早くに起きてみんなでお弁当作りです。
ブーは玉子焼きを作り、フーはウインナーを、ウーはせっせとおにぎりを作っていました。
「ムシャムシャ……」
ウーがふと気づくと、長兄のブーができたばかりの玉子焼きをムシャムシャと食べています。
「ブー兄さん、ダメだよ。玉子焼きを食べちゃ!」
少し怒って言いました。
「いや、ちょっと味見だよ」
ブーは澄ましてそう言います。
「じゃあ僕も……」
そう言うとフーまでウインナーをペロリ。
「もう! フー兄さんまで……。ダメじゃないか! ハイキングに行ってから食べるのがなくなっちゃうでしょ!」
ウーが怒ってじろっと睨みました。
「わかった。わかったよ」
そう言ってブーとフーが顔を見合わせました。
ようやくお弁当を作り終えると、三匹はそれぞれのお弁当をリュックに詰めて、村はずれのお花畑を目指して出発しました。