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自分の心

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(金)「・・・・・・・」
(庄)「どうしたの?金吾・・・・」
(金)「いや、この、巻物だけど・・・そこの中から出てきて・・・」
(庄)「でっ?」
(金)「いや、ここに載っている。四紺の玉だけどさ・・・」
(庄)「・・・・きれいな球だね・・・・」
(金)「それが、この玉、願いを一つ叶えてくれるって書いてあるから・・・本当かな~っと思って・・・」
(庄)「気になるなら探しに行ってみる?」
(金)「探しに・・・・よし!行って来る!」
(庄)「まって!僕も行く!」
(金)「えっ!でも、危険かもよ!」
(庄)「大丈夫!弓矢持ってくし!それに・・・・」
(金)「それに・・・?」
(庄)「金吾が守ってくれるでしょう!」
(金)「えっ・・・・・まかせろ!」
(庄)「うん!頼もしい!後、どんな仲間が必要なの?」
(金)「後は、子狐妖怪と~ブーメランを武器とする人と・・・・右手に風穴がある人・・・」
(庄)「子狐妖怪は・・・・団蔵として・・・・ブーメランは・・・伊助・・右手に風穴・・・・」
その時、
(?)「うわ――――――――――――――!」
大きな声が聞こえた。
今の声は、兵太夫だった。
(庄)「どうしたの!」
(兵)「庄ちゃん!金吾!右手が!右手が!」
兵太夫の右手に穴があいていた。庄左ヱ門は持っていた。封印の飾りみたいので風穴を止めた。
(兵)「ありがとう。庄ちゃん・・・・・・助かった・・・・」
こうして、仲間がそろった。三人にも事情を教えた。
三人とも賛成してくれた。
(団)「へ~・・・・俺も行く!」
(金)「ありがとう。団蔵・・・・二人は?」
(伊)「僕もいいよ・・・・・ブーメラン・・・最近手に入れた。平遺骨って言うんだけど・・・これでいい?」
(庄)「平遺骨?」
(伊)「うん、人間のじゃない骨で作られているんだ・・・あとは、小さな刀でも持っていこうかな・・・」
(兵)「伊助・・・・やる気満々・・・・まぁ・俺も暇だし・・・伊助が行くなら・・・・俺も行きたいな・・・」
(金)「ありがとう!みんな!じゃあ行こう!」
そして、旅を始めた。
(庄)「どこから探す?」
(金)「えっと・・・・わからん・・・」
(団)「だめじゃん!」
(金)「妖怪が持っていると思うんだけど・・・・」
(兵)「妖怪・・・・・・どんな、妖怪が持っているのかな?」
(庄)「っ!この感じ・・・・なんだろう。きっと四紺の玉だ!急ごう!」
(金)「おっ・・・おう」
皆は庄左ヱ門に続いた・・・
そこのは、カラスが巣の中で何かを突っついていた。光る玉だった。
(庄)「あれ!当たるかな・・・・」
庄左ヱ門は、カラスに向かって、矢を放った。驚いたことにその矢は、光りながら放っていた。
(庄)「えっ!」
矢は、外れたが・・・・・当たった気が解けていた。
(金)「・・・・庄左ヱ門今のって・・・」
(庄)「ああ、今のが、この本に載っていた・・・・巫女の矢・・・ていうか、俺が巫女・・・」
(兵)「あっ!カラスが逃げる!」
(伊)「よし!僕が!・・・・平遺骨!」
伊助は、でかいブーメランを投げた。
カラスの足にだけ当たったが、カラスは四紺の玉を飲んでしまった。
そうすると、足がカラスの所に戻ろうとしていた。
(庄)「っ!そうだ!」
庄左ヱ門は戻ろうとしていた。足を矢にくくりつけて、矢を放った。
(庄)「これなら当たる!行け―――――!」
カラスには、当たった。しかし・・・・放った矢が強すぎたのか、カラスと一緒に四紺の玉もばらばらになってしまった。
(庄)「あっ・・・・・」
(団)「やっちゃった・・・・」
そして、落ちてきたのは、ひと欠片の四紺の欠片だった。
(庄)「ごめん!金吾!欠片になっちゃった!」
(金)「いいよ。集めればいいし!」
(庄)「ありがとう。金吾・・・・」
そして、長い旅が始まった。
その次の日、金吾達の前に妖怪があらわれた。
(庄)「金吾!あの妖怪!四紺の欠片が!」
(金)「えっ!どこ!」
(庄)「頭の所!」
(団)「伊助・・・その犬みたいな小動物何?」
(伊)「これ・・・?可愛いでしょう!きららって名前を付けた!この子ね・・戦闘モードになると・・・・・」
きららは、いきなり大きくなった。
(団)「うわっ!」
(伊)「でかくなるんだ!」
(兵)「すげ~」
(金)「おい!くるぞ!」
そして、みんな戦闘モードに入った。
(団)「狐火!」
団蔵は手から火を出した。
(伊)「平遺骨!」
伊助は、きららに乗りながら、大きなブーメランを投げた。
(兵)「や―――――――――!」
兵太夫は、お札を投げて攻撃をした。
金吾も剣をひいた。その時刀がでかくなった。
(金)「何だ!これ!」
(庄)「金吾・・・・重くないの・・・?」
(金)「重いというより・・・・ちょうどいい・・・」
(庄)「ちょうどって・・・」
(金)「あれ、何かこれの使い方が頭に浮かんでくる・・・」
金吾は、剣と息の合わせ方がわかったのか・・・・金吾は、妖怪に向かって
(金)「風の傷!」
刀から、風の攻撃みたいなのを頭の所に当てた。
(庄)「すげ~」
妖怪の頭だけ吹っ飛んだ。
(金)「兵太夫!今だ!頭以外の所を!」
(兵)「えっ!あっ!風穴!」
兵太夫は妖怪を吸いこんだ。
二個目の四紺の欠片だ。
四回はぴくぴく動いている。
(庄)「ひっ!」
庄左ヱ門は取ろうとしているが、気持ちが悪い・・・
(金)「庄左ヱ門・・?」
(庄)「大丈夫・・・大丈夫だけど・・・・気持ち悪い・・・」
(金)「しょうがないな・・・・」
金吾は、でかい刀で妖怪をさした。四紺の欠片だけ出てきた。
(庄)「よかった。ありがとう。金吾!」
その時、一人の男が立っていた。
(金)「んっ・・・・誰だ!」
(?)「私の名前は奈落・・・・四紺の欠片をよこせ・・・」
(金)「なに!」
(?)「ふっ・・・・」
敵は一瞬で金吾の前に来た。
(金)「えっ!・・・・風の傷!」
金吾はイキナリであせったが、真正面から風の傷をした。
敵は消えたが、多い蜘蛛がいた。
(庄)「っ!金吾!団蔵!伊助!兵太夫!ある!四紺の欠片!」
と、言いながら、庄左ヱ門は矢を放った。
敵には、当たった。しかし、すぐに再生した。
(庄)「みんな!今俺が矢を放ったとこ!あそこにある!」
(金)「よし!風の傷!」
(伊)「平遺骨!」
(団)「狐火!」
(兵)「やっ!」
一気に攻撃をした。しかしすぐに回復した
(金)「くそっ!どうすれば・・・・」
(団)「庄ちゃん!どうするの・・・」
(庄)「あいつを一気にばらばらにして、その瞬間に四紺の欠片もゲットできるはず!」
(伊)「でも、そんな強い攻撃・・・」
(兵)「できないし・・・・」
(金)「んっ・・・・どうした鉄砕牙・・・?」
(庄)「どうしたの?金吾・・・・」
(兵)「と言うか・・・鉄砕牙って・・・?」
(金)「うん、名前つけてみた。」
(庄)「ところで、どうしたの・・・・・?」
(金)「いや、何か、頭に・・・・っ!爆流波!」
作品名:自分の心 作家名:mai