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レグリ短いの4本詰め

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「おい、意地張ってないで着ろって」
「…寒くないからいい」
「震えてんじゃねーか」
 持ってきた防寒着を渡しても絶対に受け取ろうとしない。雪山で半袖なんてありえないのに、こいつはそういうことを平気でやってのける。意味が分からない。
「修行に来てんのに風邪引いてちゃ元も子もねぇだろ。ほら、じっとしてろ」
 冷えた体を引き寄せて、せめてもとその首にマフラーを巻き付ける。その間、レッドが自分の手が冷たいのを知っているくせにわざと顔に触れてきたせいでぞくりと体が震えた。何すんだ、と頬を軽くつねると喋りにくそうに別に、という言葉が返ってくる。
嘘つけ、楽しそうにしてるじゃねえか。相変わらず無表情ではあるが。
 それからもやめろと言ってもぺたぺたと顔とか首とか、色んなところを触ってくる。冷たさに顔を顰めてもお構い無しだ。
「冷てぇって」
「……じゃあ、暖かくしてあげようか」
「…え、」
 レッドはおもむろに俺の顔を両の手の平で挟んで、ぐっと顔を近付けてきた
そんな雰囲気微塵も出さなかったくせに。
 いきなりの行動に何の反応も出来ないまま唇を重ねられる。
「ん…っ」
「…」
 最初は啄むように口付けてきて、その後に額や瞼なんかにもキスを降らせる。もう一度唇を合わせてきた時に薄く口を開くと、それに気付いてレッドは舌を絡ませてきた。
「ん、ふ…っ」
「…っは、」
 口内を動き回る舌は手とは裏腹に、触れられた冷たさを忘れるくらいの熱を持っていた。
 息が上がってきた頃に唇は離れていって、ぎゅっと抱き締められた。どこか嬉しそうにしながら今度は耳にキスをして呟く。
「あったかくなった?」
「…ばか」
 照れ臭くなって頭突きをかますと、痛そうに赤くなった額を擦り出した。ざまみろ。


【あったかくなろうか】
作品名:レグリ短いの4本詰め 作家名:あおい